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長年相場を見続けてきた現役の情報部長が相場について語ります。

そろそろ来年に期待・・・と言って見る!

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 米国市場は堅調、為替は円高と強弱感が対立したからということでもないのでしょうが、相変わらず方向感のない展開となりました。結局、日経平均は先週末の大きな陰線の中での動きに終始した格好となり、先週末の先物・オプションのSQ(特別清算指数)算出で今年の相場も終わってしまったかのようです。手掛かり難と言うこともあって方向感がないと言うよりは売買高などが出来ているところを見ると個々の銘柄が方向感がなく、目先の売り買いに終始していることで方向感が見られないと言うことなのだと思います。

 結局方向感のない一週間となりました。これほど毎日動きがないと言うことは珍しいのではないかと思いますが、売買高は増えているものの、市場参加者が増えていないと言うことなのだと思います。先週末のSQで目先値動きに右往左往しない投資家=インベスター(投資家)やアービトラージャー(裁定取引者)などがお休みとなって目先の値動きだけに反応する投機家が主体の相場となったと言うことなのだと思います。

 もちろん、米国景気の回復が鮮明になり、ドル安懸念が緩和されたと言うことで、業績上振れ期待が強まり、下値でしっかりと買いが入っていると言うことも、動かない要因だと思います。また、11月でファンドなどの決算が終わり、来年に向けての持高を調整しており売り急ぐことも買い急ぐこともないと言うことなのでしょう。目先の需給に振らされてはいるのですが、目先の需給に偏りがなく、方向感が見られないと言うこともあるのでしょう。

 外部環境を見ても、債券が売られ長期金利が上昇することを懸念する向きがある一方で、債券から株式などリスク資産への資金シフトを好感する見方もあると言うように、中国で金融引き締め懸念が強まり、欧州の金融不安が燻りながらも新興国のインフレ懸念など過熱感が薄れ、欧米の景気の回復も期待されると言うように強弱感も対立、方向がしっかりと見えてからでも遅くないと言う向きも多いのだと思います。ただ、大きな流れのなかで見た場合には来年に期待してみてもいいのではないかと思います。

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