「OSS市場動向 ―成長するNginx」(コラム紹介)
私が編集支援しているOSS業界の重鎮 日立ソリューションズ 吉田行男氏によるコラムがプライム・ストラテジーKUSANAGIマガジンに掲載されました。
吉田行男氏といえば、数多くのOSS業界団体の役員を務め、OSS創成期から業界拡大のために尽力をされてきた方です。
今回はそんな吉田氏より、Nginxについて解説いただきました。
興味があるかたは是非ご覧ください。
「OSS市場動向 ―成長するNginx」
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はじめまして、日立ソリューションズの吉田です。
今回から、Web関連の話題について、コラムを担当させていただきますので、よろしくお願いします。
さて、Web関連の話題ということで、まずはWebサーバに最近の話題についてご紹介したいと思います。
オーストリアのQ-Success社が実施しているW3techsによると、2017年4月時点でWebサーバのシェアで、Nginxが33.3%に到達したと報告されています(*1)。Nginxのシェアは7年前には3.9%で、この7年間で大きな成長を見せたことになります。ちなみに、Apacheのシェアは下落の傾向が続いており50%を下回りました。
ということで、今後もNginxのシェアが伸びていくように思いますが、そもそもNginxというのは、どのようなソフトウェアなのでしょうか?
Wikipedia(*2)によるとNginxは、2002年にカザフスタン生まれのIgor Sysoev氏によって、開発がはじめられたソフトウェアです。特徴は、軽量で高速にコンテンツを配信することができるということです。
また、リバースプロキシの機能を持っているため、背後にWebアプリケーションサーバを配置して動的なコンテンツを配信やロードバランサやHTTPキャッシュとしても使うこともできます。
<この続きは以下をご覧ください>
https://column.prime-strategy.co.jp/archives/column_1100