「ITによるワークスタイル変革」第03回:クラウドの導入とサポートをベンダーに任せるべきか
私がDSolで連載しているコラムがでました。
第03回:クラウドの導入とサポートをベンダーに任せるべきか
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改めまして。月刊総務オンラインでオンラインストレージのコラムも連載している吉政でございます。
このコラムコーナーは総務部門の方々向けに「ITによるワークスタイル変革」の話を書いています。今回は、「クラウドの導入とサポートをベンダーに任せるべきか」と言う内容で書きます。
調査データによると、中小企業で専任の情報システム部門を持つ企業は2割強だそうです。残りの8割は兼任ということになります。本来企業としては直接的に本業に従事する正社員で構成したほうが、売り上げは伸びやすいです。それはすごく簡単な理由でして、極端な話、本業に充実する正社員が増えれば、それだけ本業にかけられるマンパワーが増えるからです。
★兼務で劣化する社員のパフォーマンス
一方で社員個人にフォーカスを当ててみると、一人で100%のパワーを1つの業務に専念した場合、100%の力を発揮したとします。これが一人で二つの仕事を50%づつ割り振って仕事をした場合はどうなりますでしょうか?残念ながら良いデータが見つけられなかったので、感覚的な話になりますが、50%+50%=100%の力にはなりませんよね。更に兼務が増え、4つになれば、25%+25%+25%+25%=100%には絶対になりません。兼務を担当する社員は、複数の業務を行うにあたり、頭の中で切り替えを行ったり、残タスクをどこかに保管して管理しなければならなくなります。それにより疲労がたまりやすく、パフォーマンスが落ちます。(私は現在、4つの会社・組織の代表をしていますので、その負荷のかかり方はよくわかります)
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