人気コラムニスト大喜多 利哉氏のコラム「シリコンフォトニクス」が公開
私が編集支援している人気コラムニスト大喜多 利哉氏のコラム「シリコンフォトニクス」が鈴与シンワートで公開されました。
最近、編集者としての私がこのコラムで勉強になってます。IT業界は次々に新しい技術とか考え方が出てくるので、仕事柄しっかり押さえておきたいです。
今日は「シリコンフォトニクス」のお話です。興味がある方はどうぞー♪
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今回は「シリコンフォトニクス」についてお話ししたいとおもいます。データ転送に利用される光ファイバーなどの光学デバイスの材質は、一般的に石英ガラスが用いられています。石英ガラスよりも強く光を閉じ込める事が可能なシリコンを用いて光学デバイスを作製する技術として注目を集めているのがシリコンフォトニクスです。トランジスタなどの電子デバイスを作製する技術を用いて光デバイスを作製できるため、製造コストの低減や電子デバイスと光デバイスを一つのチップに集積化させることも可能になると考えられています。
現在、コンピュータにおける計算処理はシリコンの電子集積回路(LSI)が担っているわけですが、回路内部・チップ間の通信ですとか、コンピュータ間の通信も計算処理の速度に影響するようになってきました。実際にスーパーコンピュータの世界では1台あたりの処理性能だけでなくコンピュータ間の通信速度が全体の性能に影響されるとのことです。このように計算処理とデータ伝送が不可分の関係になっている現状において、この技術の実用化が進むことで、コンピュータ自体の小型化・省電力化が進み、設置スペースあたりの処理性能が大幅に向上すると考えられています。
(この続きは以下をご覧ください)
http://s-port.shinwart.com/tech-column/network201509-2/