中学校お受験話:志望してはいけない学校の意外な見分け方
最近学校は生き残りをかけていろいろなことをしています。
圧倒的に強い学校、関東でしたらカイコマーザ(w)や御三家クラスは大丈夫ですが、それ以外の学校はいろいろなことをやっています。
※カイコマーザは開成、筑波大学付属駒場中学校、麻布中学校です。
なんと言っても少子化なので、子供が減ります。
つまり学校からすれば、収入減の話であり、経営悪化になる話です。
そこで学校はコンサル会社に入っていただき、企業再生のようなことをやっていきます。焦っている学校が大概行うのは、以下のような施策です。
1.最近我が校は人気が上がっており、受験日を増やしましたといって受験日を増やす(受験日が増えるだけで受験料金の売り上げが増え、頭のよい子が滑り止めで受験するので平均偏差値が上昇する)
2.マーケティングコンサル会社を入れて宣伝したりイメージアップの記事を書かせたりします。
上記がなぜいけないかというと、企業であれば問題がないのですが、学校は営利目的になると教育がないがしろになり、生徒はほったらかしで、学校の宣伝のために遠足企画を立てたり、受験者獲得のために学校全体が動くようになります。学校は企業とは違いますので、じっくり時間をかけて教育していくべきと思うのです。最初からわかっていればいいのですけど、入って港わからないことが多いです。
まさにうちの子供が通っているところですね。(ちなみにうちはお受験ガイドにも載っていて、TVや雑誌にも出ている最近伸び盛りのちょっとした有名校です)
入る前は知識がなかったので、伸び盛りのいい学校って思ってましたが、今はおすすめできません。
学校が学校の利益のために動き、受験者を集めるために動くようになると、学校は教育をないがしろにし、「うちはあまり勉強しなくてもいい学校には入れる質が高い教育をします」と言い始めます。その証拠を作るために、イベントものを多く展開するようになります。そうなると授業に割く時間が減るので授業はカリキュラムを形だけこなしたような内容になります。先生はそのカリキュラムについて行けなく事前確認ができないのかプリントに誤字が多かったり、ヒステリーになったりします。そんな状況なのでSAPIXとか四谷大塚とかの塾で実際に学ぶようになります。
ちょっと愚痴混じりになってきましたね。で、私のような被害者がこれ以上出ないように見かけ方というか、この学校は危険だという見極め方をお伝えします。
1.受験日を増やしている学校
2.2回、3回受験すると合格しやすくなる学校
3.急に露出が増え始めた学校
この3つは要注意です。急いで受験者を増やさないと危険だからあの手この手でがんばっているのです。ただ、私は思います。学校なら教育で勝負してほしいです。