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Dockerのイメージ管理を考える (レッドハット中井悦司氏コラム)

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こんにちは。私運営支援しているCTC教育サービスのコラムコーナーで標記のコラムが公開されました。

レッドハット中井悦司氏からは毎月2本のコラムを公開いただいており、どれも大変人気です。中井様の毎月きっちりした内容での連載は、もう達人の域に達している感じです。さすがエバンジェリスト!と思いました。毎月、きっちり2本連載を続けるのって本当に大変です。

さて、今回は「Dockerのイメージ管理を考える」というタイトルで書いていただきました。

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はじめに

 前回のコラムで は、コンテナ管理ツール「Docker」を学ぶ下準備として、Linuxコンテナそのものの仕組みを解説しました。Linuxサーバ上でアプリケーション の実行環境を分離する面白い技術ですが、Linuxコンテナを本格活用しようとすると、いくつか面倒な点もでてきます。その1つが、コンテナに見せるファ イルシステム内のコンテンツ管理です。
 今回は、この点について補足説明すると共に、Dockerおけるファイルシステム(イメージ)管理の方法を紹介します。Dockerの具体的な利用例については、(*1)の記事が参考になるでしょう。

コンテナ用ファイルシステムのコンテンツ管理

 前回説明したように、コンテナで稼働するプロセスからは、ホストLinux上の特定のディレクトリがルートファイルシステムとして参照されます。 以前からある、「chroot」に相当する仕組みです。したがって、この特定のディレクトリの中に、プロセスの稼働に必要なファイルをすべて入れておく必 要があります。
 ところが、Apache HTTPサーバやSambaサーバなど、既存のアプリケーションをコンテナで稼働させようとすると、そもそもどんなファイルが必要なのか、すぐには判断が できません。Red Hat Enterprise Linux(RHEL)などが導入された普通のLinux環境であれば、yumコマンドでRPMパッケージを導入すると、必要なファイルは自動的に用意さ れます。しかしながら、コンテナ用に用意した新規の空ディレクトリに対して、パッケージをインストールするようなことはできるのでしょうか?  yum/rpmコマンドのオプションを駆使すればできなくはないのですが、特殊な手順のため、誰にでも利用できる方法とは言えません。
 そこで、Dockerでは、コンテナに見せるファイルシステムを「イメージ化」して管理することで、この問題を解決しています。

(この続きは以下をご覧ください)
http://www.school.ctc-g.co.jp/columns/nakai/nakai42.html

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