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派遣スタッフの理想的な将来像 その2 ~職人として極めれば、自分の時間と営業をしなくてもよい生活~

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こんばんは。先日一般社団法人化したPHP技術者認定機構の吉政でございます。

私が認定スクールであるヒューマンリソシアで連載しているコラム「誰にでもできるけど、やらないキャリアステップのノウハウ」の第八回『派遣スタッフの理想的な将来像 その2』が公開されました。
テーマは「職人として極めれば、自分の時間と営業をしなくてもよい生活」です。
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前回は派遣スタッフが理想的な将来像を実現するための以下の方法を解説しました。
(前回をお読みになりたい方はこちらをご覧ください)

1. 学習で基礎力を高める
2. 資格で基礎力を証明する
3. 実際に自分の成果物で実力を証明する
4. 専門分野での業務経験を高める
5. 専門分野をさらに継続的な学習で強化する
6. できれば、自分の専門分野をメディアや本などに書けるようになる

前回は上記の1から3まで書きましたので今回は4以降について書きます。

「専門分野での業務経験を高める」

派遣スタッフのメリットとして「いろいろな仕事にチャレンジできる」というのがありますが、
キャリアを積み上げ、オフも楽しみつつ、高齢になっても派遣スタッフとして働いていくことを考えた場合、
いろいろな仕事をせずに専門分野を絞り、業務経験を高めていった方が良いと考えます。
人間には毎日限られた時間があります。人によっては器用な人、不器用な人もいますが、
積み重ねていった時間や経験に勝るものはありません。
限られた時間を、自分のどの分野に積み重ねていくかで、その人の人生は変わります。
誰もができるような仕事をやるより、自分ならではの仕事ができたら嬉しくないですか?私は嬉しいです。

私ならではの仕事は経験を積んでいる人しかできません。
経験を積んだ高さが高いほど、自分ならではの仕事が確立されていき、
その仕事ができる絶対的な人数が少なくなっていきます。
それゆえに、仕事の依頼で「あなたにお願いしたい」と指名されたり、給与が上がったりします。
そして、仕事は必ず仕事ができる人に依頼されますので、経験を積んだ人は、より多くのチャンスを頂けるようになり、
そのチャンスの中からいい仕事を選んで経験を積むことができます。まさに好循環を作れるのです。
それゆえに、専門分野を作ることが大事なのです。

専門分野の経験を積み重ねるうえでの壁

専門分野を決めて、日々努力をして、業務をこなしていくなかで、必ず2種類の壁にぶつかります。
一つは、繰り返しの日常でいいのか?という「惰性」です。もう一つは伸び悩みという「本当の壁」です。
この二つは得てして同時に襲ってきます。

(この続きは以下をご覧ください)
http://resocia.jp/column/518/

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