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志茂吉建氏のRubyコラム『Ruby 2.0(その2)』

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Rails技術者認定試験運営委員会の吉政でございます。

私が企画したコラムの件です。Rails技術者認定試験運営委員会のオーナーでもあるヒューマンリソシアが志茂吉建氏のRubyコラム『Ruby 2.0(その2)』を公開しています。

今回はRuby2.0の新機能であるキーワード因数について解説いただいています。

興味がある方は是非お読みください。

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キーワード引数

Ruby 2.0ではいろいろと新機能はありますが、その2としては、キーワード因数を取り上げたいと思います。メソッドにキーワードを指定して引数を指定することができます。話を簡単にするため、以下のプログラムを例にしたいと思います。

リスト1では、キーワードなどなしでプログラムを記述しています。これらの関数を呼び出すにはリスト2の形式で呼び出す必要があります。どっちが、toかccかよくわからない記述になります。

リスト1 Ruby 1.9

def sendmail(message, to, cc)
  puts “sendmail #{message} to #{to}, cc #{cc}”
end

リスト2

sendmail(“こんにちは”, “xxx@gmail.com”, “yyy@gmail.com”)

リスト3のようにRuby 1.9でもキーワード因数を利用することが可能です。キーワード因数を指定するとハッシュ配列として引数として処理されることになります。プログラム側で必要な変数に入れて代入処理を行うことで対応しています。

リスト3 Ruby 1.9でキーワードを使う場合

def sendmail(message, opt={})
  to = opt[:to]
  cc = opt[:cc]
  puts “sendmail #{message} to #{to}, cc #{cc}”

end

(この続きは以下のコラム本文をご覧ください)
http://resocia.jp/column/358/

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