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スーパーエンジニアのコラム「鏡の中のマリオネット 」(SUN OSの話)

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吉政創成の吉政でございます。

私がプロデュース支援しているCTC教育サービスで標記のコラムを公開いただきました!

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 前回記事の影響でSPARCstation 2に火を入れて(電源を投入して)OpenBoot PROMを操作した感覚が甦りました。
 そしてOpenBoot PROMからSunOSをブートするときに表示される「くるくる回るカーソル」を思い出してとても懐かしく感じられたのです。

 師匠にSunのご指南を賜った際にPROMモニターでFORTH(プログラミング言語です)を使いフレームバッファを操作してSunのモニターに(テレビのテストパターンみたいな)カラーバーを表示する、まるでテーブルマジックの様な華麗なる美技を拝見して驚きを隠せませんでした。
 その心拍数が未だ下がらないうちに、PROMモニターからSunOSをブートすると、くるくる回るカーソルが登場して「これもプログラムなんだよ。」と教えて貰った記憶があります。ジェットコースター効果だったのかもしれません。

 感化された筆者は、くるくる回るカーソルをC言語のプログラムで書いてSPARCstation 2の(GUIのSunViewを起動する前の)コンソール画面で動せるように勉強したのです。その記憶が甦ったのです。

 そこで社内向けの勉強会でのネタに「くるくるカーソル」のプログラム書いてそれをきっかけにコンピュータの仕組みを説明したのですが、それが高じてOpenBoot PROMエミュレータも創ってみました。
 エミュレータといいましても大層なものではなく一部のコマンドを模倣するだけの簡単なものです。ダミーであり、動きを模倣するだけの繰り人形(マリオネット)です。
 ですがそうにもかかわらず、マリオネットが踊り出すと不思議なもので愛着が湧いてきました。心理学での投影、想い入れの為せる業なのでしょう。

 そのプログラムですがRubyで実装したら割とすんなりと出来てしまいました。楽しんで頂くためにソースコード全文を以下にご掲載します。

(この続きは以下をご覧ください)
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