分かりやすいデータベースの説明その3 ~リレーショナルデータベースとは
おはよございます。吉政創成の吉政でございます。
私が編集支援している鈴与シンワートで人事部向けIT解説コラムが公開されました。
何故、人事部向けにITの説明をおこおなっているかというと、人事部門はITを自部門で管理したいという要望があり、そのためにはIT用語も知っておく必要があると考え、連載しています。
今回も前回に続きデータベースの話です。
※バックナンバー
第10回 分かりやすいデータベースの説明その1 ~データベースが必要な理由
第11回 分かりやすいデータベースの説明その2 ~データベースの特徴とデータ構造による分類
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今回は「リレーショナルデータベース」の話をしたいと思います。
今回も人事部門の方にもわかりやすいように極力、難しい技術用語を使用せずに書いてみたいと思います。
前回、データベースにはデータの構成方法により、いくつかの種類があることを述べました。
リレーショナルデータベース(関係データベース)はそのうち最もポピュラーなもので、データベースと言えばこれを指すことが多いと
言えます。
それでは、リレーショナルデータベースの利点について説明します。
1つはデータの重複を避けられること、もう1つは検索能力が高いことです。
データの重複を避けるとパフォーマンスが上がります。
同じデータが複数存在していると、編集や削除に二度手間がかかるからです(データバックアップの機能はこれとはまた別次元の話にな
ります)。
さらに、もし同じはずのデータに差異があった場合に、どちらが正しいかを判断する方法や、修復方法も決めておかなければなりません。
それではどのように重複を避けるかを解説します。
リレーショナルデータベースは表構造になっていますので、エクセルを想像していただいても構いません。
例として、在庫管理データベースに、3つの在庫を登録してみます。
登録する項目は、「在庫名」「在庫数」「仕入先名」「仕入先電話番号」とします。
実際はもう少し多くの情報が必要でしょう。
(この続きは以下の本文をご覧ください)
http://www.shinwart.co.jp/hr/column/012/
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http://www.shinwart.co.jp/hr/spaycial/