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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

『分かりやすいデータベースの説明その2 ~データベースの特徴とデータ構造による分類』

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こんばんは。吉政創成の吉政でございます。

私が編集支援している鈴与シンワートで人事部向けIT解説コラムが公開されました。
何故、人事部向けにITの説明をおこおなっているかというと、人事部門はITを自部門で管理したいという要望があり、そのためにはIT用語も知っておく必要があると考え、連載しています。

今回も前回に続きデータベースの話です。

※前回:第10回 分かりやすいデータベースの説明その1 ~データベースが必要な理由

###前回、データベースとは「データを再利用しやすいように構築するシステム」だと述べましたが、つまりはどういうことでしょうか。
データをただ保存しておくだけならば、データベースを使う必要はありません。
データベースは、「作成」したデータを、「検索」したり、「変更」したり、「削除」したり、再利用する場合にその力を発揮します。

データベースに保存されたデータは、プログラムから独立していることが大きな特徴です。何のことかと言うと、例えば、在庫管理システムを想像してみてください。パソコンの画面には、キーワードの入力欄と、検索ボタンが表示され、検索ボタンを押せば、該当する在庫の情報が表示されるものです。まず、この画面自体は、プログラムが表示しています。そして、検索ボタンを押すことで、ユーザーはプログラムを動かして、在庫を検索させます。ユーザーが直接見たり操作したりできるのは、プログラムまでです。画面に表示される在庫の情報は、保存されているデータそのものではありません。データのコピーです。
 ユーザーが検索ボタンを押すと、プログラムはデータベース(データベース管理システム)にデータの検索をお願いします。プログラムもデータを直接見たり変更したりはできないのです。
データを直接操作するのはデータベースの役目です。これが、データベースの特徴である、データとプログラムの独立です。

(この続きは以下の本文をご覧ください)
http://www.shinwart.co.jp/hr/column/011/

人事給与アウトソーシング「S-PAYCIAL」については以下をご覧ください。
http://www.shinwart.co.jp/hr/spaycial/

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