オルタナティブ・ブログ > 吉政忠志のベンチャービジネス千里眼 >

IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

BOSS-CON JAPAN(ビジネスOSSコンソーシアム・ジャパン) 飲み会!& 個人的に業界団体の人事で大事にしていること

»

あおはようございます。先週、BOSS-CON JAPAN(ビジネスOSSコンソーシアム・ジャパン)の設立記念懇親会を行いました。

Bosscon20120727_gr
当日参加できなかった方々も含めて、メンバーに恵まれた船出となりました。
みなさん、ありがとうございます。

今回の様々な方にお願いしたのですが、自分なりにメンバー構成で大事にしたことを書いてみます。業界団体には拘束力があってはいけなく、上位下達的な感覚もあってはいけません。なぜなら業界団体だからです。業界はそこで仕事をする人たちが市場の原理に基づいてい活動をしていおり、その中で上下関係はありません。でも、頑張っている人は上下関係ではなく、「偉い人」だと思います。本業を持ちつつ、業界団体の仕事をするのは大変だからです。

もともと業界団体での活動と本業を両立するのは結構難しく、業界団体に力を入れると本業がおざなりになる方が多いように思えます。

そういう状況をよく見てきたので、今回のBOSS-CON JAPANPHP技術者認定機構Rails技術者認定試験運営委員会など、最近立ち上げた団体では以下のことを重視しています。

※運営の方法は様々なので、以下を絶賛しているというわけではありません。私が個人的に意識をしているという意味です。

<業界団体の運営ポリシー>
・判断が迅速であり校正であること
 (全員の票が入らないと決議できないスタイルは、誰かが忙しくなると議事が遅れます)

・実行が迅速であること
 (遅いと、盛り上がらないですし、一つのタスクで関係者の拘束時間を取るのはNGです)

・柔軟に修正できること
 (頑固にルールを守るだけではなく、状況が変われば柔軟に対応できる組織であるのが今の時代には必要に思えます)

・誰もが入りやすい団体であること
 (組織的に凝り固まってはいけません。誰もが業界に参加できるように誰尾が業界団体に参加できる組織にするべきです)

<上記を実現しやすいメンバー構成のポイント>

・明るいこと、穏やかな人を重視します。
(最重要ですw 暗いのと穏やかなのは違います。)

・仕事ができる人を重視します。
(仕事が苦手な人は全体の進行を遅らせます)

・まず自分の場所を作ってから物事を考えようとする人は絶対に入れてはいけません。
(自分のポジションにプラスにならないことには賛成しない状況になることが多く、ブレーキ役になる可能性があります)

・自分の意見を押し付けようとする人もNGです
(業界団体なので自分の意見が通らないことがあるのが理解できずに、ついつい声が大きくなる人です。この手の方がいると、議論が長引きやすくなります。議論が長引く傾向が多い団体はこのような人選に問題があるように思えます)

・自分が中心でないと嫌な人もNGです。
(業界団体にはあまり向いてはいないかもしれません・・)

・決議メンバーは少人数にするべきです。この人数が多いと組織が重くなります。超ライトウェイトな組織で大きなことができる組織が一番ですよね。

なーんて書きましたが、人事は本当に難しいですよね。

バランスが重要なので、なかなか難しいですよね。

日々勉強で頑張っていきます!!

Comment(0)