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インフラ化するビッグデータ。2020年には1兆円市場へ

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おはようございます。吉政創成の吉政でございます。

お盆ということもあり、机の周りを整理していたら、インプレスの東京IT新聞の7月号が出てきました。封も切っていない新聞のタイトルには「ビッグデータはインフラ化する。2020年に1兆円市場へ」との見出しが。タイトルはなんだかすごい感じがしますが、冷静に考えると当たり前のような気がします。

ビッグデータのインフラ化とは、世の中のあらゆるデータを収集し分析し、世の中に役立てるためのデータ収集ネットワークと分析再利用ネットワークができるという意味です。

そういう意味では、部分的に利用が始まっています。このインフラ化の定義でいえば、コンビニのPOSシステムもその一つだと思います。そういう意味ではビッグデータのインフラ化というのはIT化が進む中で当然のように活用が進んでいるデータ収集と分析を行うためのネットワークが用語化されたということであり、新しいことではないのかもしれません。

ただ、「ビッグデータ」という用語が普及したことで、全体的に改めて業界的にいろいろ考えて、その普及施策が整備されてきたといえるのかもしれません。IT業界なので、どうしてもシステム的な部分に目が行きやすくなったりしてますが、データ分析者の数が異様に足りなかったり、人材育成が結構急務なようです。

先日、NECラーニングの知人に@ITの三木編集長のビッグデータセミナーの基調講演者としてご紹介をお願いされ、ご紹介したのですが、そのセミナーのレポートが公開されています。レポートでは講演資料をフリーダウンロードできます。興味がある方は以下をご覧ください。

http://www.neclearning.jp/event/report_20120614_1.html

Report_20120614_1_h2_img

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