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学生サンには原価で提供したい ~PHP技術者認定試験学割プログラム(OSSコンソーシアム連載コラム第四回)

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皆さん、おはようございます。PHP技術者認定機構の吉政でございます。

OSSコンソーシアムで私が連載しているコラムをご紹介します。
教育の話です。学校関係者の方で興味がある方は是非お読みください。

□ 第四回 『OSS開発者の市場動向と人財育成について日本と海外の比較』
□ 執筆:PHP技術者認定機構 吉政 忠志 氏

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学生サンには原価で提供したい ~PHP技術者認定試験学割プログラム~

改めまして。PHP技術者認定機構の吉政でございます。連載四号目の今回は「学生サンには原価で提供したい ~PHP技術者認定試験学割プログラム~」というタイトルについて述べます。

そもそも試験は誰のために必要なのか?

それは自分の成長を確認したい方、証明したい方にとって必要なのだと思います。スーパーエンジニアの方など、自身が学習した内容をチェックする必要が無い方には、試験はもしかしたら必要ないかもしれません。そういう言う意味では、PHP技術者認定試験はこれからの人、これからも勉強を続けていく方のための試験です。受験者の皆様は忙しい中で勉強をされているため、PHP技術者認定試験はいつでもどこでも受験できるように、全国200か所弱に試験センターを持ち、ほぼ1年中試験を実施できるプロメトリック社と契約しました。お陰様で開始から一年間で500名の方々に受験を頂き、民間IT試験の一年目としてはまずまずの成果を残すことができました。受験を頂いた皆様、ご協力いただいた認定スクールの皆さま、本当にありがとうございました。しかし、受験者層を確認してみると、学生の受験がほぼなく、その原因が価格であることを確認しました。

そもそも、PHP技術者認定試験はこれからの人のための試験であるので、これから社会人になる学生の方が受験できないのは、問題であると考えました。PHP技術者認定機構は非営利の任意団体ということもあり、「思い切って原価で学生には提供しよう!」とメンバーで決めました。しかし、企画を進めるにあたって学校法人に在籍している学生をどうやって特定するのかが難しく、学生証の提示を義務付けると運用コストが上がり学割の金額にはなりません。そこ
で、学校法人の協力を頂く形で、PHP技術者認定機構としては、追加コスト0円で学割プログラムを実現することができました。これにより学生にはほぼ原価での提供ができるようになります。ご協力いただいた学校法人の方々には大変感謝しております。5月28日から始まった新プログラムです。ご興味がある方は是非以下のURLをご覧ください。PHP技術者認定機構は今後も課題を解決し、より良いPHPの学習環境を整備してまいります。引き続きご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。

※PHP技術者認定試験学割プログラム
http://www.phpexam.jp/summary/gakuwari/

◎ 吉政 忠志(PHP技術者認定機構)氏について
PHP技術者認定試験を同機構の理事長として推進する一方で、国産言語であるRubyビジネスに憧れ、Rubyの普及に少しでも役立ちたいと考え、Ruby技術者認定試験とRails技術者認定試験も積極的に推進しています。

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