突然ですが、立ち上がる時などに何と言いますか? ~「よっこいしょ」の語源を探る~
最近、私は立ち上がる時に「よっこいしょ」というようになりました。
身体のみならず、気持ちも老齢化してるような予感!?
さて、この「よっこいしょ」が家族にはとても不満らしく、
娘「ジジくさいからやめてほしい。」
妻「私はおじいちゃんと結婚したわけじゃないから。」
とのこと。
割と頻繁に言われるようになったので、改善しようと思い、「セイヤッ」にしようと意識的に使うようにしました。でも、どうにもしっくりせず、結局いつもの「よっこいしょ」に戻ってしまいます。それに家で「セイヤッ」というのはどうにも変ですよね。
何かいい言い方はないかと、ネットで調べてみると、以下のような小ネタが出てきたのでご紹介します。
「よっこいしょ」の英訳は「expression of effort」だそうですが、これは直訳で使用方法までは、一致してないですよね。外人さんが立つときに「expression of effort」とは言わないと思うのです。
また、「よっこいしょ」の語源は「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」という説がありました。
「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」⇒「どっこいしょ」⇒「よっこいしょ」となったようです。
六根は、眼・鼻・耳・身・舌・意(心)の働きのことを指し、不浄を見ない、不浄を嗅がない、不浄を聞かない、不浄に触れない、不浄を味あわない、不浄を思わないという身も心も無垢清浄になろうという祈りの言葉が「六根清浄」なのだそうです。
修験者が山を駆け上がるとき「ろっこん~しょうじょう~」などと掛け声を上げるそうですが、それがいつの間にか、日常で力を入れる時に使われるようになったそうです。
「日常で力を入れる時に使われるようになった」 ????
そうか!「よっこいしょ」と言わなくするためには、代わりの言葉を探すのではなく、体力をつけて、日常で力を入れることが少なくなればよいのでは??と、当たり前のような結論に自己完結しましたw