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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

独立するなら一人で闘える能力とタフさが必須

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おはようございます。吉政創成の吉政でございます。

OSS関連の仕事を長くしていると、ものすごくたくさんの社長さんに会います。

社員から好かれている社長、そうでもない社長、様々ですが、総じて、社長に対する期待が大きいので、「もうちょっと実務的な仕事の成果を出してほしい」という意見を割と多くいただきます。

社長はマネージメントがメインなので、ある程度の規模になると現場の仕事を逆にやってはいけないと思うのですがww(社員もわかっちゃいるけど、言いたいらしいですw)

ただ、そういう風に言われている社長さんと一緒に二人で仕事をすると、やはり能力的な高さを感じます。「さすが、一人から始めた社長さんだ」と感じます。

最初から何億の資本金を集めるようなビッグベンチャーでない限り、創業当初は少人数で運営しなければならないです。一人でカバーできる業務が少ないと、人件費がかさみ、結局利益が出ないことになると思っています。

起業されるときに、はじめから技術や営業や経営のいずれかしかできないという人はやはり厳しく、一人でなんでもできないと、大変だと思います。

最低限、生産(サービス)もしくは営業(必須)と人事・経理・資金繰り・総務ができないと厳しいと個人的に思います。

これから業界再編の動きが加速してくるため、独立を考える方も増えると思います。
独立を考える方は、是非、能力の幅を拡大されることをお勧めします。
これができれば、コストを抑えることができ、営業力がしっかりしていれば、利益が出る可能性は高いと思います。

ただ、、あと、もう一つ重要なことがあります。これは必須条件だと思います。それは精神的なタフさであり、「一人でもピンチの時に力を発揮する性格」、「一人でも窮地で踏ん張れる性格」のような性格の持ち主であることが極めて重要であると思います。この二点で自信がない人は起業をすることをお勧めしません。独立して2年の若輩者の経営者がいうことではないのですが、、、、、。外部から見て割と順風満帆に見える弊社も、創業当初等、正念場がありました。その時に力を発揮できたから、今があると思います。経営は長丁場であり、常にリスクと背中合わせであるため、ピンチは必ず来ると思います。その時に力を発揮し、会社を守れるよう精神的にタフでなければいけないと思います。(がんばります!) そして、この部分はなんとなく感じるのですが、磨いて伸びるものではなく、既に形成されている性格にきわめて依存するため、既に向き不向きは決まっているような気がします。

昔、オルタナブロガーの大元氏が以前ブログに書いていましたが、サラリーマンが独立すれば、仕事環境は悪化すると私も思います。仕事に専念できなくなり、資金繰り、営業、総務、人事、経理などなんでもしなければいけないのです。軌道に乗れば、自分の足で立つ喜びを知れますが、うまくいかなければ、地獄の道です。サラリーマンを辞めた後、また元の場所に戻れる保証もないです。(たいていの場合、降格待遇になるはずです) まるで、宇宙戦艦ヤマトのような状況なのですw 自分の人生をかけて、その船がちゃんと飛べるかどうかも分からず、戦えるかもわからず、一つ一つ試しながら飛び立ちます。そして、とびたったら後戻りすることはできません。

家族を巻き込むことでもあるので、成功必須条件がそろわないのに起業することは本当にやめたほうがよいです。倒産すれば大きな借金を背負い、再起するのに更なる苦労が襲い掛かります。さらに成功すれば人は支援者は増えますが、失敗しそうになると、みな厳しいです。
(お付き合いはしてくれますが、仕事提携はしてくれません)

このようなイバラの道を覚悟して、またその道を歩ける自信と協力者がいないと、独立してはいけないと思います。

私は、ようやく地球をとび立ち、波動砲の試射も完了しました。(あっ、再びヤマトの話です)
イスカンダルにたどり着き、ビジネスの永久機関(←PHP技術者認定機構のことではなく、今企画しているモデルですw) を手に入れて、地球に戻り平和な老後を送るべく、頑張り続けますw

お互いに頑張りましょう!

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