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HDD一本当たりの容量が60TBの時代へ

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ストレージの話になると、どうにもコアな話になってしまいますw
私がストレージに詳しいということではなく、私のお客様であるコアマイクロシステムズ社がコアなストレージメーカーなので、どうしてもそういう話になってしまいます。

現在市販化されている技術では、HDD一本当たりの容量は3TB位が限界でしょうと言われています。

Seagate社によると、データを記録するエリアへ細く絞ったレーザー光線で加熱を行ない、データ書込みの安定化および記録密度の向上を実現するHAMR方式のHDDは、理論的に1平方インチ当たり10テラバイトまで記録密度をアップして、3.5インチHDDで60テラバイトを実現できるそうです。

物凄いミクロな世界です。すごいですね~。

でも、個人的にはどんなに進化しても、そもそもの根本的な構造は変わらないので、ストレージには向き不向きがあると思っています。

フルランダムな高速I/O向けにはRAM型SSDが良いでしょうし、
シーケンシャルな高速I/OにはFlash型SSDでしょうし、
大量なデータからのI/OについてはHDDだと思います。

SSDについては過去に書いた以下のブログをご覧ください。(年間で2万人近く読んでいただいているヒットブログです)まだ読んだことがない方は是非ご一読ください。

SSD(半導体ストレージ)には寿命が非常に短いものと、とてつもなく長いものがあります ~RAM SSDとFlash SSDの違い~
http://blogs.itmedia.co.jp/yoshimasa/2009/11/ssdram-ssdflash.html

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