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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

オープンチャネルとは ~DIS、SBB、大塚商会で60%のシェア~

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私は実は日本でおそらく一番パートナープログラムを設計したと自負しています。数にして15プログラムはあると思います。得意なパートは、スタートアップで売り上げ数千慢円規模の間接販売ビジネスを10億から20億円くらいに3年ほどかけて引き上げるところです。それくらいやっているつもりでしたが、つい先日、初めて聞く言葉がありました。

それは「オープンチャネル」という言葉でした。

前段でさんざんブイブイいっておいて、そんな基本も知らないなんて、恥ずかしい限りですが、この機に記憶しておこうと思います。

「オープンチャネル」とは系列会社などを除いた自由販売経路を指します。例えば、大手メーカーが子会社やグループ会社に販売するチャネルを除いた販売経路をさします。つまり、オープンチャネルこそが純粋な市場競争力を表すそうです。

IDC Japanによると、オープンチャネルでのx86サーバのトップシェアはHPで2位にダブルスコアの差を付けています。納得というか、さすがです。ちなみに、調査データで一番驚いたのは、オープンチャネルのシェアですが、ダイワボウ情報システム、ソフトバンクBB、大塚商会の順になり、この3社で全体の60%を占めるそうです。ダイワボウ情報システムとソフトバンクBBを見ていると、なんとなく、松下電器とソニーを見ているような感じがしますね。(私だけでしょうか?)ダイワボウ情報システムは全国に80か所以上の営業所を持ち、いつも近くにいてしっかりケアができるような感じです。ソフトバンクBBはマーケティングの強さで押しているような感じですね。(勝手な個人的な評価ですみません)

個人的にはダイワボウ情報システムの子会社であるDISソリューションが弊社のお客様ということもあり、ダイワボウ情報システムやWindowsスレートPCを応援していますwwというか支援しています。

DISソリューションのシスコビジネス(事例にご注目!⇒http://www.dsol.co.jp/caselist.php)やセキュリティビジネスGIGAPODビジネスを支援しています。ご興味がある方は是非、こちらをご覧ください。

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