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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

とうとう、RubyとRailsの習得希望者が全体の3割を超えました。

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今日は肩書なしの個人で書きます。

先日、@ITで公開された、技術者の習得技術調査の結果が発表されました。

その結果がこちらです。

Skill201112

とうとうきました!ついに30%のお題を超え、トップグループ入りしました。
最近では、日本ユニシスやサイバーコムなどの上場企業でもRuby、Railsの戦略が
相次いで発表さて、来年が本格的に楽しみになってきました。

※Raiksって?yというかたはこちらをご覧ください。

RubyとRailsは前から米国主導で普及しているという話がありました。
そのデータは以下をご覧ください。

 Rails20111227

このグラフの見方は2005年を基準にして求人数が何倍になったかというところがポイントです。
今年の10月末の時点で、Java対Rails(比べる対象がおかしいですねw)が6.3:1ですが、4月の時点では9.6:1でした。このペースですと半年後には5:1くらいになっていそうです。

日本での普及の阻害要因としては、エンジニアの数が不足していることがあります。SIerはあるっていど技術者が確保できないと保守が怖いので、RubyやRailsの指名がない限りは、他の言語で受注します。Rubyのセミナーに行くと、開発効率がJavaよりも3割いいなどの話がよく出ます。Ruby、Railsはちゃんと体制ができれば結構競争力が高くなる技術なのです。今回の統計を見ると、来年あたりからかなり人材が増えてきそうです。そうなればSIerの保守に関する不安がふっしょくされるので、また一歩階段を上りますね。

そして、その次はパッケージアプリケーションの育成ですね。
これは仕掛けが必要だと思います。が、、来年に乞うご期待!!!

最後にRubyとRaiksの教育環境の宣伝します。

以下のサイトに認定技術者に関する記述がありますのでご参考ください。

Ruby技術者認定試験 ※大手様による合格体験記あります。
http://www.school.ctc-g.co.jp/ruby/rubycertify.html

Rails技術者認定試験
http://www.atmarkit.co.jp/fcoding/rails/index/examination.html

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