クラウド向け『半導体ストレージ』について
皆さま、こんにちは。コアマイクロシステムズでマーケティングアドバイザーをしている吉政でございます。
表記のコラムをメルマガに記載しました。目次およびコラム文章は以下をご覧下さい。
■目次
Microsoft Windows Server & Hyper-V 向けスケールアウトクラスタソリューションの新版「Melio 4.0シリーズ」を販売開始
~「Melio4.0」を搭載したハードウェアアプライアンス3製品も同時発表~
[Web更新情報]
・スケールアウトクラスターソリューション「Melio」資料8種を公開
・ハイブリッドクラウド化と広域マルチサイトDRを実現するTwinStrata社の資料7種を公開
・OSS分散ファイルシステム「GlusterFS」の資料を公開
・Open Solaris / ZFSベース オープン ストレージ ソフトウェア「NexentaStor」の資料を公開
詳細は⇒ http://www.cmsinc.co.jp/news/index.html
[ストレージ・マーケティングコラム]
第七回:クラウド向け『半導体ストレージ』について
なお、全文については以下をご覧ください。
020_CNL.pdfをダウンロード
なお、[ストレージ・マーケティングコラム]第七回:クラウド向け『半導体ストレージ』については以下をご覧ください。
第七回:クラウド向け『半導体ストレージ』について
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あっという間に普及し、あっという間に競争が激化してきたクラウド市場ですが、価格競争も始まり、低コストとハイパフォーマンスが求められています。
ストレージに求められるのは堅牢性はもちろん、早くて安いことも大きなニーズになっています。速さを求めるのでしたら、SSD(半導体ストレージ)が候補にあがってきますが、フルSSDのクラウドサービスはどうしてもコストが高くなってしまいます。
ちなみに弊社はフルSSDのIaaSとして知られるITコア社の「GrowServer2010-Ⅱsuper」に弊社のSSDストレージ製品を納めています。
詳細は以下をご覧下さい。
http://www.cmsinc.co.jp/news/2010/news2010062901.html
上記のサービスはフルSSDといっても、ハイグレード向けのサービスであり、安価なグレードのサービスにはSSDは採用されていません。
つまり結局は価格とパフォーマンスのトレードオフになりがちなのです。そこで、「QoSストレージ」という考え方が出てきます。
そもそも、「ストレージのQoS」とは何かというと、サーバからの処理要求に対して優先順位をつけてストレージ処理を行うことで、効率よく処理し、アプリケーションごとの性能を維持させる機能を指します。
特にクラウドや仮想環境のように複数のサーバが1台のストレージを共有している場合は、サーバ同士の処理がストレージ内部で干渉し合う事が起こり、高い性能が必要なアプリケーションに対して安定的なパフォーマンスを維持できない場合があります。 そこで、サーバからの処理供給に優先順位をつけてストレー
ジで処理をしましょうというQoSの考え方に注目が集まっています。
このメルマガの読者の方々はすでにご存じの方が多いと思いますが、最後にQoSストレージの例として弊社製品をご紹介します。
以下のページから詳細資料のダウンロードもできますので、お気軽にご利用ください。
Super SSD
http://www.cmsinc.co.jp/products/superssd.html
Super SSD は、既に高い評価を頂いているRAM SSD(Solid Stor)の容量問題と価格問題を解決すべく開発された先進の大容量RAM Cached SSD です。RAM Cache は最大で192GB(近く1TB まで対応)、SSD 容量は最大で6TB まで対応することができます。
Super CACHE
http://www.cmsinc.co.jp/products/supercache.html
Super CACHE は、先進的なB+TREE 検索方式のキャッシュメカニズムを採用することにより、超高速検索(1μ秒以下)と超大容量を同時に実現しました。オブジェクト指向なキャッシュ管理により、対象ストレージ装置に対するキャッシュ割当、構成を柔軟に設定することができます。また一般的なバッファキャッシュと違い、大容量常駐キャッシュ特性及びインテリジェントなキャッシュアルゴリズムにより従来にない大幅なキャッシュヒット率向上を達成します。
(マーケティング・アドバイザー 吉政忠志)