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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

新しい大企業へ、新しいベンチャー企業へ、強い自分へ

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インプレス 東京IT新聞によると、「あらたにす」というメディアが来春閉鎖するそうです。

日経、朝日、読売の大手3新聞社の協業という世界初の試みとして注目を集めたサイトだったそうです。

「あらたにす」(「新s」と書くそうです)
http://allatanys.jp/

各誌の一面を読み比べることで、ニュースを立体的に見るようなことが売りだと思うのですが、読者にとってはあまり魅力的ではなかったのかもしれません。

IT業界でもどの業界でも競争が激化する中で、新しい時代に向けて柔軟に対応できる会社しか残らないような気がします。しかも、ITサービスの世界では、少ない人材、少ない投資でも大きな影響を与えられる時代になってきているので、業界地図でさえもあっという間にかわります。

ものすごく難しいことなのですが、技術革新、コスト削減のための企業努力と実行ができていない会社は今後やはり厳しいです。

過去20年近くの間、新規ビジネスの場に立ち会ってきた私も、おそらく同業の方も感じていると思いますが、「私たちは今までこの方法でやってきたんです。」という言葉はビジネス主体側の理屈であって、顧客に採用されなければ衰退の道があるのみです。でも、実際にそういう言葉を聞くこともあります。とても残念なことです。十二分な成果が出ていれば今のまま継続するべきです。でも、そうでないなら進化の道を選ばなければいけません。全面改革はしなくても顧客のことを最優先に考えて、身を切っても断行しなければいけない場合もあります。その場合、過去のやり方に固執してはいけません。ノウハウを積み重ねつつ、常に進化をしていかなければなりません。

今はまさに迅速な経営と高品質のサービスが重要視される時代です。

大企業でも小企業でも関係がなく、これができる会社が売り上げあがる、、いや失礼www 利益が伸びると思います。(今更、当たり前のことを言ってすみません)

売り上げの大きさではなく、利益が出せるかが大事でです。売り上げが大きいのに利益が少ない企業体は新しい時代についていけない可能性が高いです。まるで、丸々太った肥満児のように、運動能力も低く、頭の回転もよくないのに、食べ物はたくさん必要な感じです。こういう企業も新しい時代にはついていけません。この10年を振り返ると、時代の流れが速くなってきているので。今後はなおさらその傾向が強まります。一方、俊敏で小回りが利くベンチャー企業は、厳しくもよい時代が到来してきているように思えます。

一方、大企業にとっては人事がものすごく大事になるように思えます。管理者が多い会社は判断が重くなり、生き残っていけないはずです。年功除列に関係なく、効率的な人事配置、役員、管理者人事を断行できる会社が有利と思います。CFOと人事責任者を統括する新たなポストがあっても面白いような気がします。

これから5年間くらいの間、大手企業の統合化により、管理職の省力化が進むような気がして8ます。IT業界では単価が高くてアウトプットが少ない技術者が企業統合の後に市場に流出するような気もします。厳しい波が大手企業にも押し寄せるということだと思います。危機感を感じる方は、今のうちに自分自身の戦闘力を上げておく必要があると思います。ちなみに、個人事務所の私は5年の余裕すらなく、今今の日々の戦闘力を上げておかないと生きていけませんw。ベンチャー企業の方々は5年以内とかそういうのではなく、日々頑張り続けていかなければならないです。

日々頑張り続けるのは大変だなぁと思う方へw

日々頑張っていればそれが日常になります。日々継続できれば、苦にならなくなります。継続すれば成果が出始めるのでモチベーションが上がります。まさに幸せの好循環になれます。時間を無駄使いし、何もしなければ、状況が悪化し、手遅れになります。

つまり、やるしかないです。お互いに頑張っていきましょう。

月曜日の朝から雑談ポイ、トークですみませんでした。
自分なりの考えをまとめる意味も含めて書いてみました。

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