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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

クラウド商材の選択基準: クラウド用のグループウェアにはソーシャルメディア連携が必須と思う件

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クラウド・サービスのメニューの代表的なサービスの一つにグループウェアがあります。

その時の検討用件として重要なものは以下だと考えています。

A)操作性とそのカスタマイズ性
B)豊富な機能とID毎の使用選択が可能な事
C)ID管理とオプションごとの課金管理
D)高負荷での安定性能
E)サポート体制
F)使用バージョンのサポート期間の長さ
G)クラウド向けの価格体系であること

他にもたくさんあると思いますが、大項目としては上記かなと思います。

A)操作性とそのカスタマイズ性

クラウド・サービスとして使用される製品はOEM提供する形態に近いので画面のカスタマイズができないと商材としては厳しいです。

B)豊富な機能とID毎の使用選択が可能な事

クラウド・プロバイダーやユーザグレードに合わせた機能の取捨選択ができないと細かいサービスを提供できませんよね。この辺りも、クラウド用に設計されたソフトウェアでないとなかなかできないところです。たいていのソフトウェアは料金をクラウド用にかえただけで、細かい機能の取捨選択をID毎に実施して更に課金用のカウントも出来ないのが実情だと思います。

また、ソーシャルメディアの台頭により、グループウェアとしてはやはり連携できないと厳しいですよね。実際の商談では要件に入ることも多くなってきました。

C)ID管理とオプションごとの課金管理

これはクラウド用の商材としては必須ですが、実はこの課金管理の部分が甘い商材が多いのでは??と思っています。その理由はほとんどのソフトウェアはクラウド利用を前提に作っていないからです。たいがいのソフトウェアはあとから簡易的な管理機能を追加してクラウド版と言っているにすぎないからです。

D)高負荷での安定性能

ここは敢えて言うまではありませんが、ソフトウェアがパフォーマンスのボトルネックになってはいけないですし、負荷分散で大量なサーバーが必要なのもコスト増になりますので、お勧めは出来ません。

E)サポート体制

24時間で提供するクラウドですので、日本人による24時間サポートが好ましいです。また、サポート対応で本国の技術者に転送されるようでも時間がかかるので、お勧めできないですね。

ちなみに、クラウド用に設計されたOSSグループウェア「Open-Xchange」は日本人技術者による大阪弁(笑)の技術サポートを24時間365日で受けることができますので、このレベルが一番好ましいです。

F)使用バージョンのサポート期間の長さ

サポートが切れるので、メジャーバージョンアップが来て、クラウドプロバイダー側に多大な出費を強いるようなことがありますが、バージョンアップの期間が短いとか、バージョン毎のサポート期間が短いと、かなり厳しいですよね。

以上、簡単ですが、まとめてみました。

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※日本の大手銀行様もご利用されてますw 事例に出来なくて残念です。

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