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IaaSプロバイダーの納期を数週間から3日に短縮したUTMとは?

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弊社のお客様であるネクスト・イット様が、国内大手クラウドサービスプロバイダー様の完全仮想UTM採用事例として匿名で公開しました。

そのお客様からは「UTMは従来からハードウェア・アプライアンスでの導入が主流でした。ハードウェア・アプライアンス版を使 用していた時は数週間かかっていた FireWall設置が、Astaro Security Gatewayのバーチャル・アプライアンス版を採用したことにより、最短3営業日でITリソースを提供することができるようになりました。」 と高い評価を得たそうです。

考えてみれば単純な話ですが、ハードアプライアンスでのUTMを使用してお客様にIaaSのサービスを提供した場合、ハードウェア分の納期がかかりますが、完全仮想UTM(仮想環境上で動作するUTMで構築した場合は、納期はソフトウェアのライセンスキーのみでの納品ですむため、納期は大幅に短くなるのは当たり前のことです。

※仮想UTMと完全仮想UTMの違いについては以下をご覧ください。
 http://blogs.itmedia.co.jp/yoshimasa/2010/10/utmutmutmutmvir.html

一方で、不思議なのですが、実は仮想環境上で動作するUTMは意外にも少なく、代表的なものは今のところAstaro Security Gatewayくらいしかないようです。

これだけ、仮想化が進むのであればUTMも仮想環境で統一したほうが良いと思ったりもしてしまいますが、いかがでしょうか?

以下のセミナーでは完全仮想UTMの新バージョン(4月7日発表予定)と町田商工会議所様の事例とクラウド・セキュリティガイドラインのご紹介を行います。(4月21日:東京開催:無料)

ご興味がある方は、是非ご参加ください。
http://nextit.jp/seminar/astaroVA0421.html

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