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「被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。」と言う言葉は【非】被災者に向けた言葉と言う意見

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「被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。」という言葉をいたるところのホームページやメールマガジンに電子メールなどなど、震災以外のコンテンツを表示する際に良く出てくるような言葉になりつつあり、実は【非】被災者に向けた言葉のように見えてしまう・・・という意見があります。

ある意味、そうとも思えます。

と、ここまで書いたのですが、ここで「被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。」この文章が、営業マンのメールの冒頭にある「いつもお世話になっております。」と同じような決め文句のようにも見えてきました。

そうなると「被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。」というのははたしてそれでいいのか。という気持ちになってきます。

私のお客様にも被災されたお客様がいますが、「被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。」的な言葉はあまり良い感じを受けないようです。

一方で、「被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。」的な文章を一切掲示しないのも不躾な感じがします。

あるお客様が言っていましたが、「実際に被災された企業」「会社としての何らかの震災絡みの発表をした企業」「震災により深刻な影響を受けた企業」は震災についてのコメントを書いてもすんなり聞けますが、そうでない企業が形だけで書いているのは少し考えてしまうとのことです。 自分的には納得できる内容でした。ただ、これはあくまで、コーポレートサイトの話であって個人のブログに書く文には全然問題ないと思いますので、何も書かないのは不躾だなぁと思う方は会社の肩書で書いているブログやTwitterなどで書くとよいかもしれません。

細かい話になってしまいましたが、被災された方の感情を考えると、少しでも気を遣いたいです。

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