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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

製造業様向け中堅製造業におけるPSIシステム化セミナー・レポート【2010年12月7日開催】

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弊社のお客様であるフェアウェイソリューションズ様が、標記のセミナーレポートを公開されました。純国産SCMとして評価が高い製品ですので、業界の方は是非ご注目ください。

以下、セミナーレポートです。

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多くの消費財製造業の企業様において、“生産部門” の業務効率化は既に長年取り組まれているテーマです。しかし、販売部門との連携において、様々な課題は解決されないまま、残されているのではないでしょうか。特に、生産側で「何を、いつまでに、いくつ作るか」の決定プロセスは、リアルタイムで変化する市場に連動しているとは言い難く(月次や週次の総量で計算されていませんか?)、実需とのズレを吸収するために、過剰生産が行われ、流通在庫が膨れ上がる…という悪循環を招いています。

・流通在庫を適正化したい
・デッドストックを防止したい
・需給調整業務を合理化したい
・計画サイクルを短縮したい

このような、製造業様共通の課題への解決策は、これまで各社様それぞれが独自のシステム開発で膨大な投資をされてきました。しかし私共は、この領域には、合理的な業務のプロセスを『PSI業務モデル』としてご提供することが可能だと考えております。本セミナーでは、「生産管理か?需給調整か?」と題し、需要変化の激しい現代に、厳密に実需に基づいた必要量を算出し、短サイクルで計画を見直し、流通在庫の異常を予知して早期の対策を打つための、需給調整―PSIシステム化の重要性を説き、その実現方法をご紹介しました。
お客様が、より合理的な業務体制・プロセスへと変革するお手伝いが出来ることを願っております。

【Time Table】
13:30-14:20 第一部 
「“生産管理か?需給調整か?”」

14:30-15:00 第二部  操作体験
15:00- 質疑応答・個別相談
16:00 終了

【セミナーの要約】

冒頭は発注から3ヶ月間でグローバルSCMの第一フェーズを稼働させたエポック社様の事例をご紹介しました。

※エポック社様の事例は以下をご覧ください。
 http://www.fw-solutions.com/case/20101026.html

一般的に製造業様がシステム化をするにあたって、営業サイド、工場サイドで様々課題が発生しています。特に、全社共通の課題としては、「需給調整システムの確立」「需給サイクルの短縮」「生産計画の精緻化」等が挙げられています。これらの課題は、PSIの情報精度が低いことにあり、その部分でシステム化が遅れていると弊社は考えています。

弊社は、PSIを、3つのカテゴリーでこの問題をとらまえています。今日のセミナーでは、一番皆さまのご関心があると思われる、PDE実行生産量計算のところをご紹介いたします。

φ-Conductorの実行生産量計算の場合は、全製品一律にExcelで計算するのとは違い、製品ごとの生産サイクル、倉庫ごとの出庫サイクルに応じて必要な出庫サイクルを選び出し、その時の需要を充足させるべく、生産必要量を算出しています。このように厳密な"生産必要量"算出方法により、急激な実需に応じた生産を柔軟・迅速に対応することができるようになります。ここまでの説明だけでは、 φ-Conductorの良さを理解できないと思いますが、実際に稼働しているシステムを見ながら順に作業イメージを掘り下げていくと、その素晴らしさが分かると思います。以下にセミナーに参加されたお客様の声を掲載していますので、是非、そちらもご覧ください。なお、セミナー当日の資料は下記より、依頼できます。ご興味がある方は是非、資料をご覧いただき、今後の弊社のセミナーまで足を運んでいただければ幸いでござます。

※当日のセミナー資料のご依頼はこちらから、お願いします。
http://www.fw-solutions.com/recept/pm_index.html

【お客様の声】

以下では、セミナーのアンケートからお客様の声を抜粋いたしました。ご参考下さい。

『1時間30分と短い時間で多少難しかった。個別に解説をしてほしい。』
『予定在庫の考え方はとても役立ちました。』
『需要予測の精度を上げるには?(物流としての)もう少し聞きたい』

~貴重なご意見をありがとうございました~

            プロダクトマーケテイング部一同

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