ITproEXPOで商社・卸売業界向けサプライチェーンマネジメント「φ-Conductor RP」を展示されました。
おはようございます。吉政創成の吉政でございます。
先日開催されたITproEXPOで弊社のお客様であるフェアウェイソリューションズ様が商社・卸売業界向けサプライチェーンマネジメント「φ-Conductor RP」を展示されましたので、ご紹介したいと思います。
φ-Conductor RPについては以下をご覧ください。
http://www.fw-solutions.com/solution/conductor_rp.html
展示の模様なこんな感じです。
サプライチェーンマネジメントという言葉はIT業界の人間であれば皆さまご存じだと思いますが、意外にその普及率の低さは知られていません。
以前もこのブログでご紹介をさせていただきましたが、2006年にノークリサーチが調査した結果によると、導入率は全体で5.1%だそうです。内訳は以下の通りです。
年商10億円未満の企業で2.3%
年商10億円以上~100億円未満の企業で3.0%
年商100億円以上の企業で9.5%
年商100億円以上企業でも9.5%と随分少ない導入率です。それよりも興味深いのは、むしろ下記の2点です。
1)検討中もしくは関心がある企業の割合は26.0%
2)導入率と検討中もしくは関心がある企業の割合は7-8年の間変化がない
1983年に生まれ、日本には1990年代に上陸したSCMですが、常に必要なソリューションとして中堅・中小企業でも検討され続けるも、導入率が向上していないということになります。一方で、一般的な
ソリューションの歴史を見てみると、普及率が向上しないソリューションは必ず検討企業も減少し、衰退していくはずです。しかしながら、SCMは様子が違うようです。
このような状況が起こるのは、結局、SCMソリューションの価格が高すぎるからであると、筆者は推測します。海外の大手のサプライチェーンマネジメントのツールの価格は一声で5000万円からスタートという感じですし、そもそも日本とは商慣習が違う海外の企業向けに作られていますので、日本の商習慣には合わずカスタマイズの部分も大きくなると聞いています。そうなれば初期コストだけではなく、メンテナンスも費用も高いコストを強いられるようになると思います。
また、一方で長い間国産のサプライチェーンマネジメントツールとしても良いものがなかったというも正直なところだと思います。
国内外を全体的にカバーできる純国産のグローバルサプライチェーンマネジメント。
これが必要だったのだと思います。
弊社が推しているφ-Conductorは先日、エポック社でのグローバルサプライチェーンマネジメントの事例を発表し、ますます評価を高めています。(国内900サイトの実績もあります)
※エポック社の事例は以下をご覧ください。
http://www.fw-solutions.com/case/20101026.html
ぜひご注目ください。