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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

業界団体としてのあるべき姿 ~機会均等な公正さと、活動量によって得られるメリットの大きさが重要

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皆様、こんばんは。吉政創成の吉政でございます。

数えてみると、かなりの業界団体に参加し、立ち上げの支援をしてきました。

その中で、重要と思えることがありましたので、書き残してみたいと思います。

業界団体は、文字のとおり、業界発展のための団体です。業界のための活動を行うためにはその判断から行動において全て公正でなければいけません。

この公正さを失った団体は必ず発展しません。

理由は参加者が増えないからです。何故増えないかと言うと、外部からみて不公正な団体に参加すると後から入った自分がメリットを得ることができない可能性があるからです。

では、この公正さとは何か。

これは社会主義的な均等な平等ではなく、機会均等的な発想であるべきと思っています。誰もが参加するチャンスがあって、その活動内容によって正当なメリットを得られる仕組みです。この公正さができないと、貢献が大きい人ほど疲弊し、やがて献身的な人がいなくなり、業界団体としては求心力を失うことになります。

現状のほとんどの業界団体は、貢献する人がその貢献度によって業界での知名度があがり、それによる間接的な恩恵によって、求心力がうまれています。

この方式ですと、スター的な要素がある人だけが自身の活動に対しての恩恵が得られることになります。これでは、貢献する人の母数が少ないため、業界団体としては大きく活性化しにくいはずです。そこで重要なことは、誰もが自分の活動を業界団体にささげることで、公正なメリットを直接享受できる仕組みです。これこそが、貢献度が高い人が数多く生まれ、育つ活気ある業界団体になると強く思います。

今、その原案をあたためています。

PHP技術者認定機構を立ち上げている真っ最中ですので、その立ち上げが完了した段階で、正式な場で発表したいと考えています。

今の業界団体の原型は、インターネットが普及する前の、情報は海外にあり、なかなか情報が集まらなかったときに、みんなで海外の情報を仕入れて共有しようというのが根底にある発想です。しかしながらインターネットの普及により、情報はだれもが入手できる時代になりましたので、今更ではありますが、業界団体も新しいフェーズに入るべきであると考えています。

この議題は何年かかっても実現していきたい課題です。

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