埒(らち)があかない の「埒(らち)」って。
こんばんは。吉政創成の吉政でございます。
我が家の女性陣はそろって、ジャニーズの嵐ファンです。
その嵐初のスペシャル番組「嵐にしやがれ」を見ていると「埒(らち)があかない」という言葉が出てきたので、ちょっと調べてみることに。
そういえば、たまに「埒(らち)があかない」という言葉を使うこともありますが、実際に「埒(らち)」が何なのか分からなかったので、ネットで調べてみました。
「埒(らち)」とは、今では、主に競馬場の、周囲の柵の事をさしているようです。
試しにGoogleの画像サーチで「埒(らち)」を調べてみると、そんな感じの写真が出てきますね。
でも、元々は競馬場の柵ではなく、馬場の柵を指していたようですし、更にもともとは単に 「低い垣」 のことを言ったそうです。
江戸中期の 『諺草』(ことわざぐさ) には、「埒明くというのは、古き詞(ことば)なり、南部にて春日大明神祭礼のとき、一夜みこしを外にうつす、そのまわりに埒を結びて人のみだりに近づき触れんことをいましむ、その翌朝今春氏の猿楽幣を持ち来たりて、始めて独りみこしの前に詣でて埒をひらいて祝言を読む、これより諸人共に入る。この故に屈塞の開きたるを、埒明くといい来れり」 とあるそうです。ちょっと難しいですね。この意味は「春日大社の祭礼で、金春太夫(こんばるだゆう)が祝詞を読み終わるまで神輿の柵が開かず、一般人が中に入れなかったことから」ということのようです。
つまり、「仕切りがとれる」⇒「物事が順調に進む」ということで、埒(仕切り)があかないので、物事が進まないという意味合いになったようです。
気になったのでつい調べてしまいましたが、考えてみればITとは全く関係ないですね。
「だから何??」という言葉が聞こえてきそうですw
自分的にはすっきりなのですがww