SCMには投資対効果の測定が必要
皆様、こんばんは。吉政創成の吉政でございます。
弊社が契約しているSCMの国産ベンダーのフェアウェイソリューションズ様が、本日、メールマガジンを発行されました。
そのメールマガジンで書いた標記のコラムをここでご紹介いたします。
■第二回:SCMには投資対効果の測定が必要
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SCMの採用にはシステム投資が発生するため、「SCMの投資に対して効果を測定するべきですか?」と問えば、ほとんどの経営層の方々は「当たり前だ」と答えられると思います。
ここで重要なことは、SCMというシステム自体の投資対効果を測定したいということだけではありません。それも重要なのですが、ポイントはSCMを通じてコントロールしているサプライチェーンの施策が有効であったのかという事も重要であり、その両面を定常的に測定し続ける必要があると考えます。
前号のコラムでも触れましたが、SCMの普及率はここ7-8年大きく伸びていません。(年商100億円以上の企業での普及率は9.6%)一方では、検討中のお客様の比率は26%と非常に高い比率で定位しています。その理由としては、従来のSCMが高価であり市場での採用数が景気に左右されやすく、実際に近年は不景気だったからという事が挙げられます。もう一つの理由は、SCMの有効性をSCMベンダーが数値で証明することが出来なかった事なのではないでしょうか。これにより、SCMを採用した企業が定常的にSCMを効果測定し続ける文化が出来なかったのではないかと推測しています。
日本市場においては、事例がないと採用しない企業が多いため、SCMの定常的な効果測定を行い成功した事例を世の中に発表していくことがとても大事であると感じています。Effect Chaser Ver.4.0をφ-Conductorに標準バンドルしたのもその様な理由からで、標準バンドルすることでSCMの効果測定が当たり前になることを期待しています。
お客様側としては、「効果測定をするべき」と言う認識は多くお持ちですが、実際に行うことを考えると、効果測定を行うことで手間がかかり、場合によっては新たなコストが発生することもある様です。
そこで、是非ご注目頂きたいのがEffect Chaser Ver.4.0です。現時点ではφ-Conductor RPのみに対応していますが、φ-Conductor RPを採用しているお客様であれば、Effect Chaser Ver.4.0は無料で使用できますし、また、ご採用後の簡易コンサルティングも無償で行わせていただきます。
φ-Conductor RPのご導入ユーザの皆さまでEffect Chaser Ver.4.0の説明を受けていない方や、在庫補充系の課題をお持ちのお客様がいらっしゃいましたら、是非、Effect Chaser Ver.4.0の説明をさせてください。
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