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SED(自己暗号化ディスク)とソフトウェアレベルの暗号化ソリューションの違い

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イベントレポート公開:TID SED(自己暗号化ストレージ)セミナー

皆様、こんにちは。

吉政でございます。

先日、私のお客様であるTID様がSED自己暗号化ディスク標準搭載のストレージ

「MassCareRAID SED」のセミナーを開催し、レポートをアップしました。
(私は当日」司会をしていました)

TIDのパートナーではない、ユーザの方からみると、見どころはSED(自己暗号化ストレージ)自身の解説の部分だったのかもしれません。

従来の暗号化ソリューションはソフトウェア製品やアプライアンス製品が中心であっ

たため、必ずパフォーマンス劣化が発生していました。これは暗号化を行う際にサー

バ側のリソースを使用するために発生するものです。このパフォーマンス劣化により

、大規模かつ機密性の高いサーバーでの利用には、コストとパフォーマンスの点で不

向きでした。

今回発表させていただいたSED(自己暗号化ストレージ)はパフォーマンス劣化の点で

従来の製品とはかなり違います。

どこか違うのか??

SEDはデータを暗号化処理を行うというよりも、暗号化ASICと暗号化キーの両方がドライブ内に搭載されており、HDD自身でハードウェア的に暗号化処理を行うので、パフォーマンスへの影響はないのです。

「ちょとはあるんでしょ?」という方もいると思いますが、下記のデータをご覧いただいても分かる通り、ほとんどありません。

http://www.tid-solution.com/mcr/tidphplib/template/sed.html

本件を解説したセミナーレポートは下記にあります。
当日の資料も請求できますので、是非お申し付けください。
http://www.tid-solution.com/mcr/tidphplib/template/dl/seminar_report_0721.pdf

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