備忘録:オープン仮想化フォーマット(OVF:Open Virtual Format)
アルタナブログで備忘録を書いていいのか??というお叱りを受けそうですが、やってみます!!
DMTFが推奨しているオープン仮想化フォーマット(OVF:Open Virtual Format)をまとめてみました。OVFは間違えなく便利です。もう仮想化に加えてOVFがあれば、もうサーバOSなんて議論されるようなことはなくなるように思えてしまいます。
※DMTFってなに?という方は下記を参照ください。
http://nextit.jp/support/cloudsecurityinfo.html
・OVFとは、異なる種類のハイパーバイザー間(VMwareでもXenでもHyper-Vなど)で、仮想マシンイメージを共有できるようにするための標準規格です。
・ファイル構成は、仮想機械の属性を記述したOVFファイルと各種イメージ(Xen, KVM, VMware)などからなります。 通常は、1つのファイルとしてTAR形式でOVAファイルとして提供されます。 なお、OVFファイルは、XMLで記述されており、さまざまなVMの情報が記載されます。
・OVF Ver.1.0は2009年3月23日に告知され、現在、OVF Ver.1.1(2010年年初公開)になっています。
・作成に参加した企業は、Novell, Dell, HP, IBM, Microsoft, Enomaly, VMware, and XenSource (Citrix)です。
・OVF仕様書:http://www.dmtf.org/standards/published_documents/DSP0243_1.0.0.pdf
(最新のVer1.1が見つかりませんでした)
・OVF ホワイトペーパー:http://www.dmtf.org/standards/published_documents/DSP2017_1.0.0.pdf
(最新のVer1.1が見つかりませんでした)
また新たな情報があれば書きくわえていきたいと思います。