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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

砂上の楼閣

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最近感じた雑感を書いてみます。

ビジネスやはり、積み重ねが大事だと改めて感じます。
努力をし、生産性の向上を図り、ビジネスの効率向上を目指すことは非常に重要で、この絶え間ない労力の投資が成果を生むのだと思います。

誰かが努力して積み上げたビジネスを横から要領よく奪い取ろうとしても、その行為には積み重ねたものがないので、やがて衰退していきます。(実力が伴わないビジネスでお客様をだませるほどビジネスは甘くないはずです)まさに砂上の楼閣の如しです。

しかしながら、この努力というのは極めて主観に依存することが多いので、なかなか尺度が難しいですよね。

例えば、会社の上司が、「もっと努力しろ!」と叱咤してもほとんどの部下は「いや、自分なりには頑張っている」と多かれ少なかれ思うことが多いでしょう。人間は自尊心の動物ですので、最後は周りのせいにしたりと、自分自身を変えようとせず、逃げ出したり、モチベーションが落ちたり、つぶれてしまう人もいますよね。

ただ、ビジネスは人が動かしているので、会社でのビジネスであれば、その構成員のうち、大多数が心服し、各社員がレベルアップしなければ、なければ、ビジネスはなかなかうまくいかないと思います。

そういう状況ですと、その会社の経営陣は知恵とアイディアを巡らせ、なんとかうまく売り上げは上がらないものかと考える傾向が多いですが、その会社の実力以上に売り上げががることはなく、結局は地道ですが会社の基礎力をつける方が最終的には売り上げの継続的な拡大につながると信じています。

では、その為には何が必要かと考えれば、それは、ご存じの方も多いと思いますが、山本五十六の「やってみせ 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 人は動かじ」が非常に大事であると常に感じます。

この金言は会社のビジネスだけではなく、親の子に対する接し方など、かなりの広範囲で応用が利くと思います。

結局、ビジネスでも個人の夢でも、自分自身がやった以上の成果はあがらないと思います。
ましてや会社であれば、社員がやった以上の成果は絶対にあがらないと思います。

その為には、まずは社員の自発的な活動力を上げることが先決であるし、その活動量が10%上がれば、成果は必ず10%上がるでしょうし、その積み重ねとマネージメント効率の向上でさらに、その成果は向上するはずです。

なんだかとりとめのない展開になってしまいましたね。
今日はもう寝ます!!

取りあえず、言った手前、まずは自分がやって見せようと思いました。

以上、お休みなさい。

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