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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

私が人事部長だったら!!

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私はここのブロガーの皆様とは一線を画すくらいなお馬鹿なブロガーだなぁと最近思うのですが、今日も今日で、当たり前のことを改めて考えてしまっています。

人事ってやっぱり難しいですよね。

動物はある程度は回復機能があるので、ちょっと怪我をしても自然治癒で治ったりしますよね。

そんな自然治癒機能があるので、ちょっと転んですりむいても、健康のバランスを崩すことなく、あっという間に自然に元通りに戻ってしまうのです。

しかしながら、会社はそういうわけにはいきません。

どこかの会社機能が壊れても自然に治ればいいのですが、なかなか治らなかったり、人事的に手を加えると、思わぬところでバランスを崩すことも結構ありそうです。

そんな感じなので、世の社長様や人事の皆様はいろいろ考えながら人事を進めているのだと思います。

人事を考えるとき、個々の社員の声に耳を傾けて人事を考えても、社員の考え方として表面と意識配下の二面があるので、なかなか難しいと思っています。(かといって、社員の声に耳を傾けないと、社員は離れていったりしますw)

※この「表面」とは、直接言葉で聴ける部分であり、「意識配下」とは将来的に起こった新しい組織によって派生する未来の感情の部分です。

ただでさえ、生き物でいろいろ考え、成長している人間なのに、その人間の二面性を捉えて、さらに何十人、何百人の社員の人事を考えるとなると、もう頭の中はスパゲッティー状態の複雑さになってしまいます。

そんな複雑なときはやっぱりシンプルに考えるのが一番だと私は思ってます。

ベンチャー企業であるなら、ビジョンが大事なので、社長が考えた素晴らしい夢(ビジョン)を明確にし、それを実現する為の役割分担を決め、そしてその役割に会った人を埋めていくのが一番よさそうに思えます。この方法は、それぞれの社員の役割、働きが会社のビジョンに直結していくので、ベクトルがばちっと合った素晴らしい推進力を得ることが出来ると思います。(かなりの比率で社員が会社に貢献している感覚を得られるはずです)

このように言葉で書くとシンプルですが、上記の方法を実践すると、結構、空きポストがあったりしすることが多いです。その空きポストに対して妥協した人事を行うと、そのポストが他のポストの足を引っ張ったりして、うまく機能しなくなります。また、「穴埋め材」的な人材に兼任させるのも、いつまでも穴埋め材が持つわけではないです。(人間個人にはやはり限界というものがあります) かといって、穴が開いたままでは会社として問題だったりします。

そして、さらに人は雇ってみないとうまくいくかどうか分からないので、本当に難しいです。

皆さんは、人事に対してどういう工夫をしているのでしょうか?

(私が社長、人事部長だったらこうする!という意見もOKです)

私?

私が工夫しているのは、自分のできる限りの「良い笑顔!」でしょうか・・。(やっぱり私はお馬鹿なブロガーですね。でも、最高の笑顔は長期戦において絶対勝利の方程式だと思います。笑う門には福来るです!)

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