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パーソナルクラウドは流行るかもしれない

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何名かのオルタナブロガーの方がブラザーの無線LANルータについてレビューを投稿されています。

ブロガーミーティング@ブラザー工業:利用者が意識しなくていい環境作りもセキュリティです(MIP-3010ルーター)

ブロガーミーティング@ブラザー工業:MIP-3010ルーターの話題

ブラザーブロガーイベント@赤坂

皆さん楽しそうですね。

私も素人ではないとはいえ、自宅にWindowsであれLinuxであれ、PCでサーバを立てるというのは自信のないところもあります。何かあった場合に会社からは直せませんし、セキュリティアップデートの頻度が高い点もネックです。また、そのへんで買ってきたままのPCというのは思ったよりも長時間稼動に向いていなくて(メモリエラーとかでしょうか?)つけっぱなしにしていると落ちたりもします。

ところが最近はブラザーさんだけでなく色々なメーカーから家庭用の無線LANルータが発売されています。それは少し前までのいわゆる無線LANルータだけでなく、いくつかの機能が搭載されていてさながらアプライアンスサーバの様相を呈しています。

私も無線LANルータの機能を使ってVPNサーバを立てているのですが、IPアドレスをダイナミックDNSサービスに自動登録してくれるなどの心憎い機能が充実しており大変便利です。

買ってきてそのまま使えるというのは便利ですし、中途半端な知識で設定した汎用OSよりは堅牢そうな感じがします(脆弱性情報も見かけません)。また、何より機能が限定されていることで、PCが陥落した場合と比べれば悪用されるリスクも低いのではないかと思われます。

ネットワークの世界だけでなく、Oracle Exadataシリーズのように、また、小俣さんの日本CADさんのアプライアンス製品シリーズのように、目的に特化した製品は今後も増えていくと思われます。PCと比較してみれば、画一的に生産されカスタム不可能という性質を持つスマートフォンもアプライアンス製品と同じような特徴があると言えるかもしれません。(そしてその画一性はいざ脆弱性が見つかった際に壊滅的な被害の素となりますが)

それはさておき、これだけHDDが安くなるとテラバイト級のストレージを自宅に置いておき、スマートフォンから、またはテザリングを行って定額の通信料金の中でどこからでもアクセスが可能という夢のような環境が手に入ります。先日”パーソナルクラウド”という謳い文句の製品が発表されていましたが、自宅にすべてのデータを置いて外出先からスマートフォンで見る、というスタイルが定着するかもしれません。

(一部で「外出先からiphoneで自宅にVPN接続しひかり電話を使う」というのが流行っているのですがその話はまた後日。)

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