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インターネットに「普通の利用者」が増えるとどうなる?

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今朝ちょうどこんなことを考えていました。

インターネットに「普通の利用者」が増えるに連れてインターネットならではの決まりごとというものがなくなっていくのではないでしょうか?

たった今、とてもインターネットらしいできごとが起きています。ブラウザからtwitterのサイトを訪れた場合、脆弱性により意図しない文章が投稿されてしまいます。おそらくこれは誰も立件されず、そしてtwitterもちょっと恥をかくだけで済むのではないかと思います。twitterは何事もなかったかのようにやり過ごすだけかもしれませんが、原因を技術的な文書にまとめて開示し、世の中の多くの人がそれに学ぶというのがインターネットらしいやり方であるように思います。

今回はもちろん誰かが最初に脆弱性のコードを現実世界に解き放ってしまったのだと思いますが、インターネットでよく見られることとは言え、それだけが正しいやり方というわけではありません。脆弱性を発見した場合は各国の脆弱性の報告機関に報告して対処してもらうということもできます。こっちのほうが普通の世界に近いやり方といえます。

さて今以上に「普通」の、たとえば子どもから老人までもがサマーウォーズのようにインターネットを活用しているとしたら、「インターネットらしいね」の一言で本件を済ませることができるでしょうか。お年寄りのこれまでの人生で培ってきた価値観から、また、子どもに示すべきけじめとして、こういった事件も厳しく対処しなくてはならないかもしれません。

例えば現在、外為どっとコムがごめんなさい状態となっていますが、twitterも公式の文書を出して謝らなくてはならないかもしれません。もしくは脆弱性を突いた側が何らかの罪に問われるかもしれません。

奇しくも今日、タイムスタンプがどうのというニュースが流れていますがそのタイムスタンプをどうのこうのしてしまった側には国民の意見を聞いてどうのこうのしてしまう傾向があるようにも思われまして例えばクロスサイトスクリプティングで実際に何かの情報が盗まれたりですとか不正にアクセスが発生したりとか電子計算機が損壊されたというような事象が一切なかったとしても事業者の想定する正常なサービスを妨げた等の理由で何らかの刑事訴訟が発生してしまうのではないかということも考えられなくもありません。

という難しいことはさておき、実際に自分の子どもに「こんなことしていいの?」と聞かれたら「それがネットだから」と答える勇気はありません。「だめだよねー、いけないねー」と言いながら、そりゃこっちも心当たりの1つや2つあるけれど、と影でつぶやくことになりそうです。

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