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無修正証明書

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以前に撮った証明写真に「無修正証明書」というのがついていました。

修正していないという証明がついています

「この写真は記載の日に撮影されプリントに至るすべての画像処理工程に於いて、修正・改竄等の不正処理を一切行っていない真正な証明写真であることを証します。」

とのことです。伊勢丹の写真館などは修正を行ってくれるというので有名ですが、そういったサービスの普及により「証明」していない証明写真が増えてしまったのでしょうか。それを受けての「無修正証明書」ではないかと思われます。

デジカメとプリンタの普及により、証明写真も自分で作ることができるようになりました。「証明写真をつくろう!」というソフトもあり、簡単にサイズを合わせることもできます。証明写真を自分で作ることができるということは、それを修正するのも自由にできるということです。レタッチソフトを買って少し勉強すれば目を大きくしたりシワ・シミを消したり細くしたりと色々なことができます。

ニコニコソフト
http://nico2soft.com/

プロの写真屋さんにお願いをする場合は、相手方も常識の範囲内で修正してくれることとは思いますが、個人で修正する分には上限なしでどこまでも修正できます。そろそろ就職活動でも内定が出始めているところがあるようですが、履歴書の写真と全然違う顔をした人が来たら(写真のほうが良い場合でも悪い場合でも)困惑してしまうことでしょう。

一般的な形式の履歴書にはこの証明書を貼るスペースが無いためどこで使うのかよくわかりませんが、顔写真の横にQRコードを差し込んでネットで原本と照合できるくらいのサービスだと便利かもしれません。

来週日曜日(2008年4月20日)は情報処理技術者試験の試験日です。受験票に貼る写真の決まりを受験の手引きで見てみたところ、

試験当日には,受験票②に写真(4×3 cm,脱帽・無背景・正面向・上半身,最近6 か月以内に撮影したもの)を必ずはり付けて持参してください。写真をはり付けていない場合,サングラス着用の写真,複数の人物が写っている写真など受験者本人を確認しづらい写真,又は写真のコピーなど写真以外のものをはり付けている場合は,受験できません。

とありました。特に自作はだめとは書いてありませんでしたので、自宅にデジカメとプリンタがあればわざわざ証明写真機を探しに行かなくても良いようです。写真の貼り忘れは受験できませんのでご注意下さい。

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