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いよいよ情報処理技術者試験本番。

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明日は情報処理技術者試験の本番です。
10時間後には席について問題に取り組んでいるはずです。
昨日も書きましたが23区内の人は新宿駅を中心とした
JRの工事
に注意が必要です。
お出かけはお早めに。

私はあと1時間くらいで寝ようと思います。
ここまで来たら多少の勉強よりもコンディションを整えることだと思います。

明日はシステム監査を受験しますので論文試験があります。
論文と言っても長く書いても3000字ほどの小論文です。
2時間で2400字から2800字くらいの小論文を書くのが標準的です。

何もないところから自由に経験・実力をアピールするような論文でなく、
3問の問題から1問を選択し、問題から与えられた条件で論文を書きます。

  1. セキュリティ監査
  2. 会社の合併に伴うシステム統合計画の監査
  3. 適切な文書保管に関する監査

のような感じです。
この3問の経験がないような受験者は落ちろ!というのはありえないことだと思います。
よって、私を含めて皆さんは日経SYSTEMSや社内先行事例などを
材料に、足りない経験と知識を補って試験に挑まれることでしょう。
会社の証明つきの職務経歴書の提出も無く、また、論文試験を伴う
他の区分で21,2歳の合格者もいることから、本当に経験がある人しか
合格しない、ということは無さそうです。

さて私は小論文と少しだけ長い付き合いがあります。
大学の入学試験が小論文と面接でした。指定校推薦というやつです。
自分の成績では一般入試を受けても手の届かない範囲ではないだろう、
ということを担任から聞きました。はっきりとは言われませんでしたが、
受かりそうな奴は一般で受けろ。
実力はギリギリだけど内申点がいい奴が推薦で受けろ。
という事でした。それでもその時私はどうしてもその大学に行きたかったため、
正式に推薦を願い出ました。

推薦者を校内で選ぶために一度、小論文を作成しました。
その結果、私が選出されましたので、今度は大学に出願の小論文を出しました。
いかにして推薦を受けようという思いになりましたか?というような内容です。

そして試験本番の日。小論文のテーマは時事的な問題で
「地域振興券が日本経済に与える影響」でした。
確か90分か120分で1200字だったと記憶しています。

印象的だったのは、その後の面接でした。
面接官2対自分1の15分の面接でした。

面接官から何を書いたか問われました。

面接官「私は面接担当で論文読まへんねん。何書いたんや?」

わたし「地域振興券が出るか出ないかの瀬戸際ですので、
     もし出ることになったら、ということで子供関連の株価が動くと書きました」

(当時は子供一人に1万円だか地域振興券を配ろう、という話だったんですねぇ。)

面接官「おもろいところに目つける子やな。普段からそういうこと考えるんすきか?」

わたし「周りからは何にでも好奇心を持つタイプだと言われます。貴学では様々な
     商売が研究されていると聞きます。そんな大学に行きたいと思いました。」

面接官「せやね。君みたいなんもおるし、外人もおるし、北海道からも沖縄からも来てるからな。」

わたし「名古屋から出たことがありませんので、合格が叶えば是非いろいろな友人を作りたいです」

面接官「株価とかそういう経済のことは前から好きやったんか?」

わたし「いえ。出願してから気にするようにしていたらだんだんわかるようになってきました」

面接官「せやな。焦らんと自分の好きなことよーく見極めるんやで。ほながんばりや。」

もう一人の面接官は全然会話をしませんでした。
合格発表は1ヶ月後なのに、さも受かったかのような話をされて
かなり舞い上がったことを覚えています。

それからSEになり、情報処理試験で何度か論文を書きました。
論文を書いていると必ずこの推薦試験のことを思い出します。
そして情報処理試験センターの合格発表で自分の受験番号を見つけて喜んでいると、
やはり入試面接が終わったときの舞い上がった気持ちを思い出します。

大学入試が終わった後、京都駅の駅ビル内のカフェで一服しました。
人の流れを見て、自分もここに住むのだろうか、と思うと
嬉しい気持ちに不安が入り混じりました。

それも情報処理試験の合格の気持ちに似ています。
果たして自分の進むべき道はどちらなのだろうか?
SEなのか。システムコンサルタントなのか。テクニカルエンジニアなのか。
答えがシステム業界に無い可能性すらあるやもしれません。

ま、答えなんて無限にある旅です。
明日・・・と、書いているうちに今日になりましたが、
試験時間中は合格一筋がんばってきます!

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