イーモバイルEM-ONEを使ってみました
イーモバイルの端末EM-ONE(S01SH)を写真つきでレポートします。
せっかくクリックしていただける皆さんをがっかりさせる前に
告白しますが、1時間ほど触らせていただいた間中ずーっと圏外でした。
なぜならそこは都内ですらなく、圏央道よりも外だったからです。
というわけで、データ通信を除く部分の写真入りレポートです。
この端末は私の知り合いの方のものです。
「スケジュールとかアドレス帳などは見ないようにしますので」
と言ったところ、
「私は紙の手帳しか使いませんので大丈夫です」
と言われました。確かに画面がとても美しいままでした。
ワンセグ以外はほとんど起動されない不遇のEM-ONEのレポートです。
まずはゲームから。という人は多いと思います。
これは同じ色の玉が並んでいるところをクリックして消すゲーム。
遺伝的に色覚異常(赤緑)である私には黄緑と黄色が見分けられませんでした。
(時間をかけて眺めていれば黄色と黄緑の違いを認識することは可能でした。)
きっと液晶の表現力の問題でなくてゲームの配色の問題だと思います。
私は車の免許も持っていますし、まれにこのゲームのような事があるかな、というレベルです。
こういった端末で色覚異常の人が不得意とする代表的なパターンに
ドライバレベルで対応していただけると非常にありがたいです。
(赤と緑が並ぶとだめ、などいくつかの系統があります。逆に色覚異常の人が
デザインした画面が正常色覚の人にとって見分けづらいということも起こり得ます)
ソフトレベルで個々に対応するのは限界もあります。
Windowsのハイコントラストモードのようなものがあると便利かと思います。
確かそのような見せ方をするカラーフィルタがついた眼鏡というのが発売されていますが、
大変高価だったと記憶しています。
これが起動時の画面。
実行中のプログラム1件というのは上のゲームです。
モバイル慣れしていない私は、プロセスが残るバグかと思いました。
が、WindowsMobileというのはこういうものなんですね。
右上、電波が1本立っているように表示されてますが現実的にはバリバリの圏外です。
これが国語辞典の様子。
単に「パンダ」という場合は、本来レッサーパンダの名称であったそうです。
後日ジャイアントパンダが発見されると、そちらが「パンダ」であるように定着してしまいました。
それで風太くん達はlesser(レッサー:劣った)パンダという名前になったとか。
※という豆知識まではさすがに辞書に載っていません。
こちらは英和辞典です。海を越えても白黒のものには
パンダという愛称をつけるということを知りました。
泣かないためにマスカラたくさんつけた。泣き顔のパンダになりたくないから。
というような歌詞の唄がスピーナのアルバムにありましたね。
私の手との比較です。手のひらの黒いのは生命線スタイラスです。
細くて不安です。ちなみに私の身長は170センチです。
嘘つきました。もう少し小さいです。のでこの手はそんなもんだとご理解下さい。
撮影のために1分くらいこのような無理な持ち方をしたのですが、
思ったより端末が重いので、手が震えました。
普通の持ち方をすれば問題ありません。
あて先に文字を入れようとしたところ、携帯・PHSでよく使われる
予測変換が発動しました。
しかし日常ではなかなか「パンダです」という言い回しを使う機会はないでしょう。
これはプログラムの一覧の一部です。スクロールすると下にもいくつかありました。
それと、これが初期出荷状態なのかどうかわかりません。
ワード・エクセル・パワーポイントにブラウザ、PDFビューワに
ワンセグ視聴用アプリ・メール・メディアプレーヤ・電子ブックなどが見えます。
しかし「バーコード」というプログラムのアイコンが「QRコード」なのが気になります。
ワードです。文字装飾は画面に表示されているものが使用できました。
このサイズの液晶では太字(ボールド)を見分けるのが難しいです。
それと、かなり久しぶりに三単現のSを意識しました。
いくつかファイルを作成しました。ワードの起動時にはこのように表示されます。
ごちゃ混ぜのフォルダから起動しなくてよいので便利です。
エクセルです。式が使えてびっくりしました。
フィボナッチ数列を見たのは高校以来です。
フィボナッチは「ボナッチの息子」を意味する愛称ということを知りました。
じゃお父さんはボナッチなんですね。古いアイドルのあだ名みたいでかわいいです。
そうなるとやはり様々な関数も使えます。
私の知らない関数がたくさんありました。(特に数学・統計)
Excel Mobileのくせに生意気な。と思いました。
電子ブック用アプリの目次の画面です。
樋口裕一氏の「頭がいい人、悪い人の話し方」 がデフォルトで入っていると思われます。
目次が表示された画面をデジカメで撮ってこちらに載せることが
著作権法上、NGなのかどうか明確に判断し兼ねましたので
読めないサイズにリサイズしました。雰囲気は伝わると思います。
これでも問題がありましたらばコメントにてお知らせください。
可能な限り早急に対応させていただきます。
実行中のプログラム一覧画面です。
電車で操作していたら目的地についた。急いで降りないといけない!
というような時にいちいち保存している時間がかからないようにするためか、
エクセルなどを起動すると右上の閉じるボタンで閉じても
バックグラウンドで動いていたりします。そしてこのように表示されます。
恥ずかしながらモバイル端末に全然縁がありませんでして、
なぜこうなっていると便利なのかも良くわかりません。
メモリの使用状況です。素晴らしいほど使われていません。
そら液晶が縞々になりたくなる気持ちもわかります。
(注:ただのモアレです)
予定表は本当に真っ白でした。試しに1つ入れてみました。
本当にこういうレベルの行動予定をすべて入力したら悲しくなりそうなのでやめました。
毎朝ゴミ捨てるたびにチェック入れてGTDとか言ってる場合じゃないですね。
圏外ではありますが、内蔵の無線LANを使って家の回線でインターネットができるのでは?
と思いましたが、持ち主の方にそれを説明するのが困難でしたのでやめておきました。
Bluetoothのアイコンは時計回りに90度倒すと牙を生やした人が
顔をしかめているように見えます。まさしくBlue Tooth。
ワンセグ放送の受信画面です。これは画面下に字幕を出して
右側にその他情報を表示するモード。
画面にはモザイク処理をしております。
これは全画面モード。すごくきれいでした。
それにしてもすごいのは、これだけモザイクをかけても
なんとなく誰かわかるその存在感。そういう人に私はなりたい。
これには感動しました。裏面です。
滑りにくいようにエンボスになっているのだと思います。
滑り止め効果もさることながら、端末がほんわかと暖かいので手に汗をかきます。
それが張り付いた感じにならないのでとても快適です。
そういう今、エントリを作っているノートPCのパームレストがしっとりしてます。
これは正面の右から見たところです。ダイヤル式のコントローラがあります。
押し込む操作は無いように感じました。ワンセグのチャンネルを切り替えたりします。
ちなみに「チャンネルを回す」という表現を好むのは、テレビのチャンネルを
ぐりぐり回していた世代、だそうですよ。
「地デジってチャンネルの回りが悪いよな」という言葉はよく耳にしますね・・・。
これは上から見たところ。暗くて申し訳ないのですが、
右下のボタンみたいなものはワンセグ用のアンテナです。
平型プラグのイヤホンと、ボリューム調整ボタンと、ミニSDのスロットです。
こっちは正面の左から見たところ。下部の中央左がスライド式の電源スイッチです。
下から見たところ。クレードルとの接続端子とUSBが見えます。
右下の端子類はもう少し内側じゃないと落っことしたときに強度が心配です。
と、モバイル端末を持ったことも無いのにわかったような意見を言ってみました。
スライドさせた状態で裏から見たところです。かっこいい。
メカメカしててとても良いです。右上のところはカメラです。
説明書を読まなかったせいもあるのですが、こっちじゃない方向にも
スライドすることにはまったく気がつきませんでした。
こちらはカメラ。今、マクロモードになっています。
マクロと通常の切り替えは、この銀色のワッシャーのような部分を
くりっとひねります。レンズに触れてしまいそうなので怖いです。
ただ、現在の自分の携帯のマクロ切り替えボタンは見るたびに勝手に
切り替わってて難儀していますので、これくらいのほうがいいと思いました。
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というわけで長々と、しかも写真が重くて読みづらい感想になってしまいましたが
すごく欲しくなりました。自分もきっとワンセグ見るだけになりそうですので、
そのような利用スタイルだと料金が少し高いように思われます。
そうするとワンセグができるPDAというのが欲しくなります。
しかし私はスケジュール管理などは手帳でやりますので
本格的なPIMは必要ありません。(でも古いのあげるよ!という人がいたらぜひ下さい)
なので、どこかがタッチペンで日本語入力ができるDS向けPIMを発売してくれたらば
絶対に買おうと思います。最近DSでは大人向けソフトが人気とのことです。
そう遠くない将来に、打ち合わせにDS持ってピコピコ、という日も来るかもしれませんね。
補足:FUJIFILM FinePix F11で撮影しました。
一般的な住宅の蛍光灯の下で片手撮影してもブレない高感度ぶりに感謝です。