カツどん☆ラプソディー
»
皆さんこんにちわ。
記念すべきブログ第二回ということで、何を書こうかと...。
そうそう。これだけはどっかで書こうとずっと思っていたのですが!(いきなり☆)
少し以前にツイッター経由で知ったのですが、某ネット掲示板でこんな話があったそうです。
■「風邪ひいて寝込んでいた時、彼女が出した料理が『カツどん』(しかも出前)だったので別れた。」
...ええっ?!(汗)
色んな意味でビックリでしたね!さらに掲示板では、おれもおれもと賛同の声が?!!(驚)
まず自分がビックリした論点を整理しますと。
・カレシとカノジョって、そんなことで別れるんだ?!
・いやその前に、なんで病人に『カツどん』を?!
・ていうか出前の『カツどん』てけっこう高くないかね?!
・自分で適当にオジヤでも作ったほうが安くないか?!
・もういっそ、ふやかしたカップラーメンの方が早いし消化にいいだろ?!
...あらら。全然、論点整理されませんでしたね。。(汗)
とりあえず、ビックリすると同時に、こんなようなアレコレが駆け巡りました頭を。
しかし、後日あらためて思いを巡らしてみましたら、色々と興味深い点がありましたね。
※ツイート経由だったので掲示板の詳細はわからずここからは私の推測入ってます
【問い】その女の子は、何を思って病床にいる好きな人に『カツどん』(しかも出前)を出したのか?
推測1...ここだけの話、彼女はカツどんがもの凄~く好きだった?
カツどんさえ食べればどんな体の不調もふっとんじゃうよ!というくらいに。
推測2...あるいは、病気をするたびに「カツどんで病に勝つのよ!」とか言われて育った?
それはそれでカン違いではあっても親の愛情かもしれませんね。。
推測3...もしくは逆に、これまで人生で「一度も病気をしたことがない」とか?
だったら、病人には脂っこいものは消化に体力使うから...とかわからない可能性あるし。
推測4...ひょっとしてあまりに料理の腕前に自信なくて、でも大好きな彼に何か元気の出る食べ物を、とか思って暴走した?
そのカツどんに払ったお金のせいで、彼女はしばらくランチの内容が貧しくなったかも。
推測5...実は、彼女の育った家庭では、「手料理よりも店屋物の方が一般的」だった...?
ご両親が共働きでカギッ子だったりすると、大いにありうる話ですね。。
と、ここまでつらつら書いてきて、結局、別に結論は出ないんですけどね...(オイ!爆)
ただ、くわしい状況がわからないなりに、自分だったら「どうしたかったかな?」と想像してみたんですけど。
...何よりも、まず彼女は、彼に
「いま体はどんな具合? 私にどうして欲しい?」
と、ひとこと聞けばよかった。
「熱っぽいから冷たいものが欲しい」と言うなら、アイスクリーム類を買いに行けばいいし。
「今は何も欲しくない」と言うなら、後で食べられるように袋入りのあんぱんと牛乳でも置いておくとか。
「とにかく水分が欲しい」と言うなら、水だけじゃ脱水が心配だからポカリ系の飲料を枕元に用意するし。
「何もいらない。放っておいて欲しい」と言われたらその通りにして「苦しかったら電話してね」とでも。
たったこれだけで、物凄く相手の「心情」は違った結果になったんじゃないかな~?と...。
どうせ医者でもない彼女に病気が治せるわけでもないことはわかっているのだし、期待もしてませんよね。
求められていたのは、そういう非・物質的な側面のケア、だったのではないでしょうか?
...つまりここでの最終目標は、「私はアナタの状態が良くなることを望んでるよ」という"こちらの意図が相手に正しく伝わる"こと、ですよね。
そのためのチョイスとして、「カツどん」は果たして彼女のファイナルアンサーだったか?
彼のほうにしても[ カツどん → 即・別れる ]の前に、もうちょっと何とか...という惜しい気持ちでした。
ちょっと軽くロールプレイしてみましょう☆
状況:出前されたカツどんを前に
「(う。カツどんか...)ど、どうも有り難う。ちょっと今の病気のおれには、この揚げ物の部分は消化器官が熱でやられててシンドイから、そこはきみにあげる。かわりにこのカツどんの汁がしみたご飯の所を、少しだけもらおうかな...あ、そのくらいでいいよ...あとは君が食べて...うん沢庵も。え~と、温かいお茶だけもらえるかな...?」
と、こんな風に答えていたら、彼女は「病気してるとカツどんは食べるのシンドイんだ」という他者の客観的事実を知ることが出来る上に「熱っぽい人には水分と少しの炭水化物くらいで丁度いいんだ」と実践的な病人看護の情報も学べるでしょう!
そして、彼にとっても、彼女の「彼を心配してる自分をわかって欲しい」というリクエストに応えることも出来る―。
これなら「カツどん」でも、ムーンサルトしてむしろ一石二鳥!!(?笑)
(※もちろん以上は「彼女が自らのお金で好きな人のためにカツどんを頼んだ」という前提の話です。。)
「いま、目の前のこの人はどういう状況で、どういう気持ちなんだろう?」
「その上でいま、この人は一体、何を望んでいるんだろう?」
そういう一種の"ストーリー"みたいなものを、対話を通じてお互いが構築できればいいんじゃないかな?
むしろ、そうやって「探りながら作って行く」のが「関係」というものの望ましい姿なんじゃないかな?
家族でも、友人知人でも、仕事の相手でも、そこはあまり変わりはないのではないか?という気がしますね。
...え?私ですか?そりゃもちろん、自信たっぷりの「非モテ」ですが、何か?(笑)
記念すべきブログ第二回ということで、何を書こうかと...。
そうそう。これだけはどっかで書こうとずっと思っていたのですが!(いきなり☆)
少し以前にツイッター経由で知ったのですが、某ネット掲示板でこんな話があったそうです。
■「風邪ひいて寝込んでいた時、彼女が出した料理が『カツどん』(しかも出前)だったので別れた。」
...ええっ?!(汗)
色んな意味でビックリでしたね!さらに掲示板では、おれもおれもと賛同の声が?!!(驚)
まず自分がビックリした論点を整理しますと。
・カレシとカノジョって、そんなことで別れるんだ?!
・いやその前に、なんで病人に『カツどん』を?!
・ていうか出前の『カツどん』てけっこう高くないかね?!
・自分で適当にオジヤでも作ったほうが安くないか?!
・もういっそ、ふやかしたカップラーメンの方が早いし消化にいいだろ?!
...あらら。全然、論点整理されませんでしたね。。(汗)
とりあえず、ビックリすると同時に、こんなようなアレコレが駆け巡りました頭を。
しかし、後日あらためて思いを巡らしてみましたら、色々と興味深い点がありましたね。
※ツイート経由だったので掲示板の詳細はわからずここからは私の推測入ってます
【問い】その女の子は、何を思って病床にいる好きな人に『カツどん』(しかも出前)を出したのか?
推測1...ここだけの話、彼女はカツどんがもの凄~く好きだった?
カツどんさえ食べればどんな体の不調もふっとんじゃうよ!というくらいに。
推測2...あるいは、病気をするたびに「カツどんで病に勝つのよ!」とか言われて育った?
それはそれでカン違いではあっても親の愛情かもしれませんね。。
推測3...もしくは逆に、これまで人生で「一度も病気をしたことがない」とか?
だったら、病人には脂っこいものは消化に体力使うから...とかわからない可能性あるし。
推測4...ひょっとしてあまりに料理の腕前に自信なくて、でも大好きな彼に何か元気の出る食べ物を、とか思って暴走した?
そのカツどんに払ったお金のせいで、彼女はしばらくランチの内容が貧しくなったかも。
推測5...実は、彼女の育った家庭では、「手料理よりも店屋物の方が一般的」だった...?
ご両親が共働きでカギッ子だったりすると、大いにありうる話ですね。。
と、ここまでつらつら書いてきて、結局、別に結論は出ないんですけどね...(オイ!爆)
ただ、くわしい状況がわからないなりに、自分だったら「どうしたかったかな?」と想像してみたんですけど。
...何よりも、まず彼女は、彼に
「いま体はどんな具合? 私にどうして欲しい?」
と、ひとこと聞けばよかった。
「熱っぽいから冷たいものが欲しい」と言うなら、アイスクリーム類を買いに行けばいいし。
「今は何も欲しくない」と言うなら、後で食べられるように袋入りのあんぱんと牛乳でも置いておくとか。
「とにかく水分が欲しい」と言うなら、水だけじゃ脱水が心配だからポカリ系の飲料を枕元に用意するし。
「何もいらない。放っておいて欲しい」と言われたらその通りにして「苦しかったら電話してね」とでも。
たったこれだけで、物凄く相手の「心情」は違った結果になったんじゃないかな~?と...。
どうせ医者でもない彼女に病気が治せるわけでもないことはわかっているのだし、期待もしてませんよね。
求められていたのは、そういう非・物質的な側面のケア、だったのではないでしょうか?
...つまりここでの最終目標は、「私はアナタの状態が良くなることを望んでるよ」という"こちらの意図が相手に正しく伝わる"こと、ですよね。
そのためのチョイスとして、「カツどん」は果たして彼女のファイナルアンサーだったか?
彼のほうにしても[ カツどん → 即・別れる ]の前に、もうちょっと何とか...という惜しい気持ちでした。
ちょっと軽くロールプレイしてみましょう☆
状況:出前されたカツどんを前に
「(う。カツどんか...)ど、どうも有り難う。ちょっと今の病気のおれには、この揚げ物の部分は消化器官が熱でやられててシンドイから、そこはきみにあげる。かわりにこのカツどんの汁がしみたご飯の所を、少しだけもらおうかな...あ、そのくらいでいいよ...あとは君が食べて...うん沢庵も。え~と、温かいお茶だけもらえるかな...?」
と、こんな風に答えていたら、彼女は「病気してるとカツどんは食べるのシンドイんだ」という他者の客観的事実を知ることが出来る上に「熱っぽい人には水分と少しの炭水化物くらいで丁度いいんだ」と実践的な病人看護の情報も学べるでしょう!
そして、彼にとっても、彼女の「彼を心配してる自分をわかって欲しい」というリクエストに応えることも出来る―。
これなら「カツどん」でも、ムーンサルトしてむしろ一石二鳥!!(?笑)
(※もちろん以上は「彼女が自らのお金で好きな人のためにカツどんを頼んだ」という前提の話です。。)
「いま、目の前のこの人はどういう状況で、どういう気持ちなんだろう?」
「その上でいま、この人は一体、何を望んでいるんだろう?」
そういう一種の"ストーリー"みたいなものを、対話を通じてお互いが構築できればいいんじゃないかな?
むしろ、そうやって「探りながら作って行く」のが「関係」というものの望ましい姿なんじゃないかな?
家族でも、友人知人でも、仕事の相手でも、そこはあまり変わりはないのではないか?という気がしますね。
...え?私ですか?そりゃもちろん、自信たっぷりの「非モテ」ですが、何か?(笑)
SpecialPR