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エティハド航空の「ハンズフリー」チェックインシステムを見て気になった、日本中に溢れるタッチパネル端末の行く末

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NHKのニュースでこれからの航空会社の取組みとして、アラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空の非接触チェックインシステムの紹介をしていました。

このシステムは空港の自動チェックイン機に触れることなく、音声入力や頭の動きで操作できる「ハンズフリー」で手続きを行なうことができるそうです。

検索してみると、エティハド航空と開発元である豪州のエレニアム・オートメーション社はタッチパネルの単純な置き換えではなく、自動チェックイン機・手荷物預け機・入国審査ゲートなどで搭乗客の体温・心拍数・呼吸数を非接触で測定することを目指しているようです。

バイタルサインに異常が見つかれば、手続きを中断し、ディスプレイに体調などを尋ねる質問が表示され、結果次第ではビデオの後半にあるように航空会社職員や看護師とビデオで会話するような対処を行なうことを想定しているようです。

こちらの記事よれば発熱と心拍数・呼吸数の増加がみられると、肺炎の可能性が高いとされていることから、新技術が実用化されれば、搭乗客の体調を見極める判断材料が増えるとしています。

新型コロナは感染者が無症状であることが対処を難しくさせていますが、この体温と同時に心拍数と呼吸数まで測定するのがどれだけ効果をもたらすのか気になるところです。

ダイヤモンドプリンセスの例でも接触による感染例が示されており、今後は非接触化の流れが進むのかもしれません。

そう考えた時に、日本中に至る所に設置されたキャッシュコーナーの端末、そしてやっと普及しはじめたコンビニのセルフレジはどうなるのだろう?と考える方は多いと思います。

「新しい生活様式」口で言うのは簡単ですが、本質的な転換を図るのであれば関連業界に相当の金銭的な負担も強いるのかもしれません...

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