『凶暴老人』は、老人になってから凶暴化したのか?という疑問
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皆さんご存じであろう、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」は、wikipediaによれば、昭和33年(1958年)の東京の下町を舞台とし、夕日町三丁目に暮らす人々の温かな交流を描いたドラマとして大ヒットした作品。
先日こちらのエントリでは、もう少し時代が進んだ、60年代から70年代に日本で起きた事件を紹介しました。
これらの時代に若者だった人たちが当然ながら現在は老人化しています。
『凶暴老人』という書籍の紹介に
「キレる高齢者」というのは、日本だけに見られる傾向であり、世界ではそのようなことはない。欧米では年齢を重ねるごとに幸福度が増すという研究結果があるにもかかわらずだ。
とあるので、わたしの見立ては間違っているのだろうと思うのですが、このビデオを見ていろいろ思うところがあり書いてみました。
当時の国鉄の遵法闘争に対し、利用者が怒って電車や駅施設を破壊、あろうことか上野や新宿など38の駅で放火が行なわれたなど、今の若い人には信じがたいのでは?と
老人の凶暴化の原因については、冒頭紹介した書籍のように、認知科学の側面からの検証も当然してみるべきだとは思うのですが、もっと単純な話だったりしないでしょうかね。
ここで仮説なのですが、凶暴化しているとされる老人世代ですが、若い世代に法律お構いなしに暴れてたことは何か相関関係あったりしないのかと?
世界的に見ると、太平洋戦争が終わってからであっても、ソビエトや中国、カンボジアなどで起きた恐ろしい出来事があり、そこに関わった人たちも老人化しているはず。
このような時代背景を踏まえ、「キレる高齢者」が日本だけに見られる傾向なのだとするならば、よりその原因が気になるところではあります。
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