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Quantified Self Tokyoでのバイリンガルな人たちとの出会いが教えてくれたこと

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ここ数年海外イベントに出かけていって英語が出来ない事の不便さを痛感していました。

自分を取り巻く環境を見渡してみても、今後英語の能力をどのように開発するかで自身の進路、人生に大きな違いができることは明らかです。

英語の提案書作成が教えてくれたこと

今年の初め、ブランディングの授業を受けた際に、講師の方の勧めでデービット・アーカーのブランディング論の原著を購入していました。

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この偶然が功を奏し、実際の仕事につながらなかったのですが、とあるテクノロジー企業が日本向けに展開するウェブサイトの構築プランの提案書を作成する際にこの英語の書籍購入が大きく役立ちました。

この経験で、ビジネス・ストラテジーとデジタル・マーケティングの知見を活かすことでこれまでと違うビジネス領域の可能性に自分を気づくきっかけをもらえました。

バイリンガルな人たちが教えてくれたこと

先日、meetup.comにあるQuantified Self Tokyoのグループに登録しQQS Tokyo small meetupに参加させてもらいました。

クオンティファイド・セルフ「定量化(数値化)された自分」について参加した各人がライトニングトークを行うというイベントです。

Quntified Selfについては、ワイアード元編集者のケビン・ケリー氏が取り上げていることもあり注目が集まりつつある分野かと思います。活動は世界中で展開されており、Quntified Self Tokyoについてはこちらからご覧いただけます。

7日に行われたドワンゴ社のオフィスを借りて行ったmeetup イベントには10数名の方が参加しました。日本人ではないかたも4~5名いらっしゃって、その中の1名の方が英語しかできないとのことで基本的なコミュニケーションは英語でやりましょうかと、何事もなかったように即決・即断。

さらに驚いたことに、ここに参加していた方々喋りは英語と日本語どちらでも対応できるし、プレゼン資料がみなさん英語だったのでした。

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オーガナイザーの方のご厚意により、自分は日本語でのプレゼンを許していただきはしたのですが、この状況にどう対応しようかと考え、自分の番になるまでに、先日作成した英語版提案資料から会社案内と自己紹介のスライドをコピペし、プレゼン資料の主要なキーワードに英単語を追記しました。

highres_452957853.jpegのサムネイル画像

今回のこの経験から得られた一番の教訓は、英語版の資料は常に準備しておけということと、この場当たり的な対応をちゃんと内容整理すれば、英語のプレゼンやれる自分の姿が見えて来たことです。

英語が使えることのメリットを実体験

英語やできれば世界が広がる。この言葉の意味を知っている人は日本人の大多数だと思いますが、なかなかそこに追い付かない現実が日本にはあります。

かくいうわたしも、わかっているけど勉強進まないという典型的なパターンだったわけですが、今回の経験からシリコンバレーやシンガポールのような処に出かけた際だけでなく、こうやって都内においても自分の経歴や実績、興味のある分野を英語で表現し、アピールするトレーニングを積んでおくことで、今後の人生の可能性が大きく広がることを痛感しました。

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こちらの写真は今回のQuantified Self Tokyoの参加者による集合写真です。先ほども申し上げたようにわたし以外の方々は英語を苦にする人はいません。

普段から仕事に対しては、ギターを弾けない人がバンドに参加したいといっても入れないのが当然という論理を展開していた自分がいました。

今回、自分だけが能力を欠いている状態で集団に混ざるという経験をしたことで、周りの方々の配慮の有難みや、英語学習を本気で進める起爆剤になったと思います。

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