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ドローンによる宅配も夢じゃない!? AR.Drone 2.0の3D GPSフライトレコーダーが凄すぎ!

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ドローンを利用した空撮がブームになっているようで、有名どころとしてはDJI PHANTOM、AR.Drone 2.0といったところかと思います。

著者の場合も空撮に興味があってAR.Drone 2.0をテスト購入しました。ドローンによる空撮実際にやってみるとかなりの熟練が必要で素人が数時間練習しただけで仕事で使えるレベルにはほど遠い状態です(苦笑)

そんな状態にもめげず実際に触っていくうちに、アマゾンがドローンによる宅配を試みようとししているなどのニュースも出てきたりして、AR.Drone 2.0のGPSモジュールによる自動操縦と飛行記録のデータ化がもたらす恩恵について考えて見ることが興味深いことに気がつきました。

実はAR.Droneの基礎技術を使うことで地面や建物を3Dマッピングすることも可能だったりします。これについてはAR.Droneの開発元Parrot社が開設しているsenseflyのサイトでebeeというドローンを使った例が紹介されています。

こういった技術がベースにあってAR.Drone 2.0ではGPSモジュール付けることで

  • フライト日時
  • 飛行時間
  • ステアリング装置
  • フライトポジション
  • 高度・速度・バッテリー状態
  • GPS情報

上記の情報を「AR.Droneアカデミー」と呼ばれるコミュニティで参照することが可能になっています。

実際の流れを簡単にご紹介します。まず自宅の近所にある「小池公園」というところでAR.Droneを起動して現在位置を読み込ませ、飛行経路を指定したのがこちらの2枚の写真になります。

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実際に飛ばした映像はこちらになります。

そして、この飛行記録はこんなデータとして残されます。(高度:オレンジ色、速度:黄色、バッテリー:赤)

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そしてこれらの情報は先ほどの動画とシンクロして確認することが可能。

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この機能だけでも凄いですけど、この飛行データを3D状態で参照するとこんな感じになります。グリーンの線が飛行ルートで右下が撮影された動画です。ちゃんと小池公園と記載されていますねw

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ご覧のように、3Dデータ化されているので360度どんな確度からでも飛行状態を確認可能になります。

そしてこのデータはこんな感じで共有されます。(非公開の設定も可能)

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電柱・電線が多い、バッテリーの持続時間、住宅などが密集している日本でドローンを活用するにはいろいろ問題山積しており否定的に考えるほうが簡単なのですが、今日紹介したように飛行記録をデータと映像で誰もが参照できることから得られるメリットを考えたり、記録されたデータを再利用してドローンを飛ばすようなことが手軽にできるようになってくるとこれまた新しいビジネスやサービスの可能性が見えて来るのではないでしょうか。

AR.Droneでより詳細な飛行計画を立てたい人にはQGround Controlを利用する手があります。こちらの動画はAR.Drone 2.0でトルコのボスポラス海峡を横断させた映像だそうですので参考までに紹介しておきます。

最後に、もしこれからAR.Drone 2.0購入されるのであればバッテリー2個付きのを絶対お勧めします。

あと今日紹介した飛行記録を残したい場合は、こちらの3D GPS フライトレコーダーも必須となります。

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