Dreamforceのイベントで発表されたsalesforce1に対応したサービスが国内でも登場しつつあるようです
11月のDreamforceのイベントで発表されたsalesforce1に対応したサービスがだんだんと登場しつつあるようです。
電子書籍界隈ではデジタル・ファーストという考え方がここ数年で生まれましたが、Webサービスなどの分野においてもモバイル・ファーストという考え方は非常に重要になってきており、DreamforceのキーノートでYahoo!のCEO Marissa Mayerもその辺の取組みの重要性について熱心に語っていたのが印象的でした。
このサービス、Salesforce1 Platform 上開発されていれば勿論のこと、既存のアプリケーションであってもいとも簡単にあらゆるデバイスに Salesforce を展開することが可能になるとの事、
電子書籍ビジネスのほうでは既存DTPのワークフローからepubやKindleフォーマットなど電子書籍用のデータ作成やらオリジナルアプリの制作に多くの手間や費用が必要で挫折したプロジェクトが沢山あり、こういう苦い経験をしている身としては今回のsalesforce1がもたらすメリットはかなり大きいと思います。
クラウドサービスの利用は今後まだまだ拡大の余地がありますし、Webサービスをアプリ展開するための追加開発や、各デバイス向けの調整作業に掛かってた手間、コストの部分がこのsalesforce1では意識せずにサービス展開することも理屈としては可能な筈です。
本日salesforce1についての国内向け紹介イベントが行われるようですが、弊社がマーケティングのお手伝いをさせていただいている、日本で一番売れている 100% force.comネイティブのフロントウェア「チームスピリット」も Salesforce1 カスタマープラットフォームに対応した「TeamSpirit1」を本日発表しています。
- 【プレスリリース】ERPのフロントウェア「チームスピリット」が セールスフォース・ドットコムの新プラットフォーム Salesforce1に完全対応!
- TeamSpirit1 全てのプラットフォームで使えるチームスピリット
11月のDreamforceでsalesforce1が発表されてからわずか2~3週間でこういうサービスが発表されてしまうというスピード感は正直かなり驚かされています。
salesforce1に限らずこういうサービスが今後も出てくることが想像されますが、これまでWebサービスをモバイル向けに対応させたり、アプリ開発へのテクニカル面、予算面のハードルで進まなかった事案がこういうプラットフォームを利用してどんどん出てくる時代が現実化しており、
きっとこういうプラットフォームを利用して新しいビジネスを成功させる人が出てくるに違いありません。