TPPをビートルズに例えるならもっと大所帯バンドで例えたほうがいいんじゃね?例えばEarth, Wind & Fireとかスペクトラムでw
野田首相の「TPPはビートルズ」だ発言、
ビートルズに詳しい方々が彼らのエピソードを交え、今後の成り行きの予測を踏まえた絶妙な書き込みに大うけしてたのですが、
最も成功したグループアーティストと認定されているビートルズではありますが、自分にとっても5歳の時に解散しているグループ、昭和32年生まれの野田首相にしても解散時が中学2~3年にあたるはずで、この例えが通じる層ってもしかしてかなり限定的なのかもな…って思ってしまいました。
野田首相の思い描く「TPPはビートルズ」発言での日本はポールで米国がジョンって話の組み立て、ビートルズの楽曲の多くが「レノン=マッカートニー」という協同名義になって世界的なヒット曲が数多く生み出されているというプラス面を打ち出したかったのだとすると、物事には必ず、表と裏があるのでwikipediaのこのあたりのエピソードを私は張っておこうと思います。
1980年にジョン・レノンは「ポールとぼくは、15のときに、取り決めをつくったんだよ。法律的なものじゃないんだけれども、協力して曲を書こうって決めたとき、それが何であっても、ふたりの名前で出すことにするって取り決めをね。」と語っている
こういう取り決めがスタートだったらしいですが、その行く先は、、、
「ザ・ビートルズ・アンソロジー(日本語版)」P94のポールのコメントによれば、(中略)同の作者として発表していくことは早い時期から決まっており、レノン=マッカートニーという序列はミーテイングの上で決定した。
(中略)
ビートルズ結成当初から、どちらか一方がたとえ単独で作った曲でも、クレジットは「レノン=マッカートニー」、または「マッカートニー=レノン」と連名にする約束が取り交わされていた。このことは後のいくつかの法的争いの元凶ともなる。
最後に、今回の4人のメンバーのバンドでの例えだったので「環太平洋戦略的経済連携協定」の参加国を見たところ、
原協定は、2005年6月3日にシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4か国間で調印
ってあるのを見て、この国の人たちから見て、野田首相が日本と米国をビートルズの例えをしているって聞いたら、意味不明を通り越してひんしゅく買わないか?って思いつつ、大所帯バンド、グループでで米国と日本の緊密さを例えるなら、
アース・ウィンド・アンド・ファイアーのモーリス・ホワイトとフィリップ・ベイリーのツインヴォーカルで例えるって手もあったのでは?ってw、
ただここは、日本のスペクトラムの存在も忘れちゃいけないって、自分で自分にツッコミ入れてましたけど、
結局このネタも若い人には通じないだろうな~と反省しております(苦笑)