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「Wacom Allwrite」で書ける→「伝わる」⇒『はかどる』を実感

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先日、eBookProコンビで谷川さんと一緒にタブレットで有名な株式会社ワコムさんにお邪魔して「Wacom Allwrite」という手書きアプリケーションの体験をしてきました。

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eBooKProではムジカという音楽雑誌の電子化を毎月行っていて、JazzJapan電子版については隔月で合併号という形で電子書籍の発行作業を行っています。

電子書籍制作のデザイン作業においてワコムさんのペンタブレット活躍しているのですが、今回体験した「Wacom Allwrite」は制作実務ではなく、デジタル制作しているホームページや電子書籍の校正・修正作業などで発生する校正指示をする時、わざわざプリントアウトしてペンで赤字を入れ、それを今度はスキャンしてやりとりするような現場においてペーパーレス化を推し進めてくれるアプリケーションなのです。

制作現場で一番シンプルなのはメールで修正指示が届くパターン、この文章が分かりにくく余計なやり直しを誘発するケース良くあり、そうなってくるとプリントアウトした紙に書き込むパターンや、PDFに注釈ノートを追加だったり、パワポにスクリーンショットを貼り付けた後、校正指示を打ち込むなど、いろいろなやり方があるかと思いますが、この「Wacom Allwrite」なら手書きならではの分かりやすさをそのままにデジタルワークフローを実現してくれます。

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毎日制作やっていると修正指示内容を分かりやすく書いてくれる担当者との仕事は当然スムーズなのですが、このデジタル時代でありながら中にはいまだに手書きFAXが送られてくるケースもあり、そういう場合は当然ながら指示内容をこちらが打ち直す訳ですが、一番嫌なのは携帯から口頭で言われる場合でこれは電波状況によって聞き取りにくい場合があったりで制作側がミスを犯しやすいのでほんと勘弁してほしいんですよね。

ワコムさんから聞いたところでは、ペーパーレス化で書けなくなった不満というのもあるそうで、そこを考慮すると、メールで文章で表すのが苦手、パワポやPDFでの作業が面倒だからやっぱり手書きのFAXのほうが気楽なんだよね…という方々に「Wacom Allwrite」をお試しいただきたいかなと思う訳です。

Wacom Allwrite」はボールペン、マーカーなどペンの種別も多数用意され、筆圧対応、消しゴム機能も基本機能として当然備えつつ、

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記入したデータはレイヤー管理され、レイヤー毎の表示・非表示の切り替え可能で、編集履歴の保存や管理も可能

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多彩なのはペンツールだけでなく、付箋やブックマークとして利用可能なしおりも非常にアナログに近い感覚で利用可能。ここへの書き込み内容については手書きペンを使っても良いですし、作業者側のミスタイプを防止する意味で必要であればキーボードから打ち込んでテキストデータとして記録することも可能

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世の中にはそれなりに便利なキャプチャソフトが存在していますし、PDFのノート注釈やパワポにキャプチャ貼り付けての指示書作成でも案件管理は当然可能であはるのですが、この「Wacom Allwrite」の操作性と、書ける→「伝わる」⇒『はかどる』を実体験してしまうとほんと欲しくなっちゃいますね。

あとやはり手書きのインパクトというか、伝わり方は短い動画ではありますがこちらを見ていただくと一目瞭然かと思います。


こちらの「Wacom Allwrite」バンドル済みの液晶ペンタブレット製品に物欲刺激されてはいるのですけど、自分が仕事で使う場面を想像するとこっちの写真のようにスレートPCで「Wacom Allwrite」利用したいなってマジで思っているのでした。

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この製品についての詳しい情報はこちらからご覧いただけます。

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