スマホトラブル急増で東京都消費生活総合センターが「スマートフォンを賢く利用しましょう」と注意喚起
急速に普及が進むスマートフォン、多機能・高機能なだけに使いこなすのはそれなりに勉強もする必要があったりして、その設定代行を有償で行うサービスについてもこのエントリで紹介させてもらいました。
携帯電話で撮影した写真でもGPS情報を追加する事は出来るものがありますが、近頃東京都消費生活総合センターが、
という注意喚起を行っています。
スマートフォンで撮った室内の写真をブログにアップしたところ、位置情報を第三者に知られてしまったという相談事例ですが、この他にも
- アプリを利用していないのに、高額な通信料がかかる
- スマートフォンを購入したが、電池がもたない
- 無料ゲーム内でコインを入手したら、有料だった
こんな相談も寄せられているようです。
高額な通信料の問題については、ほんとこの問題を繰り返すのいい加減にやめて定額契約のみにすべきだと思うのですが、何かそれには問題あるんですかね。
無料かと思っていたら有料だった…という件については、いろいろ社会問題化していて規制なども掛かってきていますが、ヨドバシカメラがiPhoneにモバゲーのアプリをインストール済みにして販売した事例もあり、この販売方法にアップル側から特別問題ないという返事もあったようで、今後インストールされていたアプリを使ったらいろいろ請求されて困った…という問題に発展しなければいいのですが。
この他にもハードウエアのトラブルから修理を行うところでも問題あるようで、
- 水に濡らすような使い方はしていないのに水濡れと言われ修理代を請求された。
- ネクタ部分の破損と言われ修理代を請求されたが、乱暴に扱ったり、落としたりしたという覚えはない。
などの事例も消費者センターのほうで紹介されています。
携帯電話も普及の過程で車内通話の問題とかいろいろ社会問題を引き起こしましたが、スマートフォン普及の過程でこれからもいろいろな問題が噴出するかもしれず、消費者センターのホームページあるこちらの
「スマートフォンを賢く利用しましょう」という項目のネーミングと、その中に記載された「本当に自分に必要かどうか考えましょう。」というアドバイスがこれまた痛烈だな…と思ったのでした。