デパ地下の金持ち向け食材が枯渇してきたらほんとの赤信号か?
都内での買占めネタがいろいろなところで話題になっています。
わたしも自分の通勤途中に利用するコンビニ、スーパーのたぐいはほとんどが品不足状態で、その他パン屋さんの店先もかなり寂しい状態になっているような光景を見ながら、前述の買占めネタを書いたわけです。
そしたら、昨日家内から銀座のデパートにはパンが溢れていた…という証言と、なにやら築地のほうではこんな状況なのか?というツイートが
どうも自分に見えている世界とはこれまた違う世界が身近にありそうだ…という事で、今日打合せの帰りに銀座のとなるデパートに寄り道してみました。
時刻としては13時というお昼を少し過ぎた時間帯、そうするとかなりゴージャスな光景が目の前に広がってきたではありませんか!
当然の事ながら、買占め対策としてお米や、パン、ミネラルウォーターの類は、一人幾つまでの制限付きで販売されていますが、自分がここ1週間自宅や職場の近所で見かけていたのとは明らかに違う世界がそこにはありました。
デパ地下の食材は買えない金額ではないかもしれませんが、一般のスーパーなどと比較すればやはり値段は高めであり、この費用負担に耐えられる人たちにはこやってまだいろいろ豊富な品揃えで物品が提供されるというしごく資本主義的な事例に気持ち的には凹んではいますが、このエントリでデパートは品が豊富でずるいとか言う気はありません…
25年前に米不足になってタイ米とかを食べた世代にとっては、きっとこういった一般人が手を出すよりちょっと高い費用負担が出来る人たちのところにも本当に品物が無くなれば売り物が無くなって、そこまで追い込まれると金持ちだろうが何だろうが同レベルの耐乏生活を過ごすしかなく、
つまり、デパートにとっても普段から値段が高めにも関わらず利用してくれている顧客に対してサービスをしたいと思うのは当然ですから、現時点でこういうところに品物がまだ売るものがこれだけ沢山あるというのはまだ救いがあるという事の裏返しかもしれないと感じるに至り、
デパ地下の金持ち向け食材が枯渇してきたらほんとの赤信号か?
などと思った次第。
こういったデパ地下のゴージャスさと、普段は仕事で見ることのない金曜昼間のこういった場所(こういった時期でありながら)の賑わい方を目の前にしながら、いろいろ脳みそに想いは巡ったのですが、最後にお伝えしておこうと思う事として、このデパ地下においても「牛乳」は完全売り切れモードだったことを付け加えておきたいと思います。