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【トヨタ】大卒新入社員を組み立てラインに配置のニュースについて、今年大学受験の息子1号と意見交換してみた

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トヨタ自動車が今春入社した大卒事務系・技術系の新入社員約900人を来年1月から約3か月間工場に配置して車の組み立て作業などにあたらせるってニュースが流れていて、新入社員が研修などで工場勤務を経験するのは普通の事と思いますが、今回のニュースでは「本格的に組み立てラインに配置されるのは異例だ。」という記載もあって、つい先日大学進学について家族で話していた事もあり、このニュースについての巨大掲示板の反応とかも家内、息子1号を含め短時間ではありますが意見交換 兼 雑談してました。

トヨタ自動車は、今春入社した大卒事務系・技術系の新入社員約900人を来年1月から約3か月間、工場に配置し、車の組み立て作業などにあたらせる。

大卒の新入社員は研修などで工場勤務を経験するが、本格的に組み立てラインに配置されるのは異例だ。

中略

トヨタは今夏以降、増産基調に対応するため、取引先のメーカーなどから応援要員を受け入れた。10月には期間従業員の採用を1年4か月ぶりに再開。ただ、契約を更新しない「雇い止め」などで批判を浴びた教訓から、期間従業員の採用を大幅に追加することには慎重とみられる。さらに、政府の支援策が打ち切られた後は、再び需要が失速する懸念があるため、新入社員を活用することにしたようだ。

本筋とはちょっとズレるのですけど、息子1号は曰く「最近は最終面接まで大学名を聞かないとか、大学名があまり意味ない」という話と、「最低でも○○○○○クラスのところを出ておかないと…」的な話が塾や学校でも交錯しているようで、こういう話の時にも基本スタンスをどこに置くのかで全然話しの進みが違うな…と痛感しましたw

自分は出来の悪さもありましたが、上に2人居る兄弟は大学卒、親からもしつこく大学だけは出ておけと苦言を呈されながらも、自分の目指す職業の方向性としてあまり大学出ていても意味ないかな…と思って専門学校進学を選びました。

音響関係の仕事の現場(主にテレビ番組で音楽中継が関係する仕事で、NHK、NTV、TBS関係の番組で現場PAなどを担当する仕事)で先輩が言っていたことで記憶にのこっているのは、TBSはこういう仕事であっても東大の人が多いんだよね…って話を思い出し、当時の中継番組はザ・ベストテンとか、トップテンなど歌番組も多かったですから、こういうマスコミ系の仕事の現場はそれほど嫌われている訳でもなく、そもそも「現場」という言葉の定義も難しいのですけど、就職するほうの立場としては大学を出たことで保障される雇用環境はそれなりのモノを求めるのは当然の流れかと思います。

文章でうまく書けませんけど、「お父さんみたいになりたくなければ勉強しなさい」ってのはあまりよろしくない教育指導方法として有名かと思いますが、親として子供の進路についてのアドバイスをどういう風にしていくのかってほんと難しいですよね…

夢とか希望を語り始めればこれまたキリないですが、子供に好きな事やれって推奨し、結果として30代、40代になっても親が援助するみたいな事は我が家においてはちょっと無理…

フリーランスやSOHOで仕事するにも技術革新のスピードや海外の安価な労働力との戦いで、下手すると2~3年で仕事が無くなることも平気であるテクノロジー社会で、クリエイティブの分野においても、今日午前中に書いたように体系化が進むことでこれまで特殊な才能が必要だったものが比較的簡単(安価)に出来るようになったりと、ほんとノンビリしてたら明日からは仕事ありませんとか、食べていくには金額が見合いません…みたいな状況がおおいにあり得る世界な訳です。

少なくともトヨタという超有名企業に大卒で入社する人達は、学校での勉強や就職戦線を勝ち抜いた人達と言って問題ないと思うのですが、その処遇として今回の措置が3ヶ月目以降も続くのかってのは今年の就職希望の企業ランキングとかに大きく影響すると思われ、

そういや日本って昔から旧制高校のエリートを軍隊とかでも活用しきれてなかったと指摘している書籍を読んだことを思い出しながら、労働者階級が末端の仕事でもがんばれるような国家としての社会背景の作り方含め、なんか素地の作り方が下手な感じがしたのでした。

これまでマスコミは、キャノンやトヨタなどの期間工の契約解除に伴いさんざん批判を展開してきた訳ですが、こうやって大卒で知的労働をする予定の人たちが工場で労働するような自体になったときにどんな論説を繰り広げるのかを含め、今後もこの手のニュースには着目していきたいと思ったのでした。

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Comment(9)

コメント

アラフォーで転活中で・・・

いわゆるアラフォー世代、現在転職活動中の者です。
転職市場では大学卒であることが非常に重要視されていて、専門卒や短大卒者は重たいハンディーを背負っています。
書類選考でのお断りの返事にはあからさまに「大学卒ではないから」とあったり、「その学歴では恥ずかしくて社内稟議もあげられません」とか「有名大学卒業者のみの応募可です」など驚くようなご返事も多数あるのです。
20年前の学歴が今の仕事にどう結びつくのか甚だ疑問ですが、4年制大学を卒業していて当たり前という風潮は既に出来上がっているようですね。
ご子息がお聞きになられた大学名を尋ねないうんぬんも、”出てて当たり前”なので話題にすらならないのだと思いました。

takeki

ブルーカラーとホワイトカラーの垣根がなくなっていく過渡期とも考えられます。これからの時代は4年制大学卒業でも安心できないということですね。

アロハ

国際競争にさらされているのは、ブルーカラーだけじゃないんですよね。
例えば、最先端のCPU設計をしている技術者とかは、昔に比べて日本国からは減っていると思います。
(Intelで活躍する日本人はいるかもしれませんが)
外国企業ののっとりとかの資本関係ではなく、外国人が日本の企業の社長になったりもします。

ささき

アラフォーで転活中で・・・さん、コメントありがとうございます。

う~~む、20年以上前という事で考えると、やはり学歴とりも業務実績が重要だと思うのですけど、どうしてそういう事になるのか不思議ですよね…

ささき

takekiさん、コメントありがとうございます。

記事には3ヶ月という期限が明記されているので、多分景気回復だったり、派遣・期間工などの法的な縛りなどに一定の目処がつけば大卒者を工場のライン工としてず~っと働かせるのは現状しないだろうとは思いますが、ご指摘のように「垣根がなくなっていく過渡期」という指摘はとっても鋭いなと思います。

ささき

アロハさんコメントありがとうございます。

>国際競争にさらされているのは、ブルーカラーだけじゃないんですよね。

今回のエントリに対していただいたコメントに対する答えとしてはちょっとズレてしまうかもしれませんけど、この週末スラムドッグ$ミリオネアを見たんですね。

なんかグローバル社会で仕事・お金が流入してい国・都市の勢いとか変化を映画を通して感じながら、日本のノンビリさがほんとヤバイのでは…と感じたのでした

流通業なら店頭、メーカーなら工場。つまり自社の商売の最もベースとなる部分を新人が学ぶのは、今に始まったことではありません。ある意味、一番素直な研修だと思います。ただ、トヨタはいままでやっていなかった。
 
ところが今年、<プリウス増産対応+期間工雇用費用削減>という理由で新入社員を工場の現場に立たせることにしたと報道されています。では来年、プリウス増産という理由がなくなれば、新人の工場配置は辞めるのかな? 個人的にはここが気になりますね。
 
有名大学を出ようがそうでなかろうが、大企業だろうが中小だろうが、新入社員がまず現場の最前線を学ぶというのは、基本中の基本だと思うわけで。今回のトヨタの措置は、プリウス増産への対応という一方で、実は新人教育という意味合いが最も大きいと思いたいです。今まで期間工雇用とのバランスから新人を送り込むことはできなかったけど、今回大義名分がついて新人を配置できた、という見方はどうでしょうか。

投稿した矢先ですみませんが、少し訂正させてください。
> ただ、トヨタはいままでやっていなかった
トヨタでももちろん新人の工場研修はやっています。しかしながら、あくまでも研修であり、ラインに配置されて実際の生産業務を受け持つという実践はやっていない、という意味です。誤解を与える表現でしたので訂正させて頂きます。

ささき

中村さん、コメントありがとうございます。
今回のトヨタさんの件、3ヶ月後にどうなるのかを注目してます。

大学卒で世界のトヨタで新人研修の一環ならいざしらず、かなりの長きにわたり生産ラインで働かせるってことになったら、やはりこれはニュースになるような気がしてます。

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