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デモテープも無しでバンドデビューなぞ出来るわけがないぞw

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バンド活動の中でライブ活動も重要ですが、やはりデビューをしようと思ったらコンテストに応募したりデモテープをオーディションに送付するとか、自分達でのプロモーション活動は必須です!

タレントさんの場合はスカウトされてから事務所がデモテープ作ってくれる場合もありますけどね(苦笑)

Web制作という仕事が登場してからそれなりの年数が経過していて、専門学校などで実務を習得して就職活動をする人、独学であっても自分なりのアプローチで就職活動をする人、これまでの業務経験をアピールして転職活動をする人などさまざまな状況があるなかで、ふと疑問に感じることがあります。

新卒や独学(中途未経験)で応募する場合、業務経験者と同じ競争の中で面接など採用の過程で生き残っていくためにはまずデモテープならぬ、自分の作品集が何より大事だと思うのですが、これを示せない人の多さに驚きます。

FLASHが出来ると書いてあって作品を見せてもらうと、学校の課題で提示されたであろうスクリプトを利用して、ボタンの形状やそこに記載されいる名称もサンプルだったり実際のサイトで使い物になるとは到底思えないものを自身の「作品」として提示される場合もあり、自分としてはスケール練習しているデモテープを聴かされても困るんだけど…って感じでこれまた唖然とすることがあります。

なにせデザインという言葉や文字だけでは表すことが完全に出来ない要素を含む仕事だけに、学校でこういう技術を習ったので就職試験に通るだろうという考え方も一部正しいと思うのですが、少なくともWebデザイナーという職種に応募するなかで、自分が趣味としてどうしても作りたかったモノ、こういうモノを具現化したかったという作品を形に出来ないというのは試験結果としてあまり良い結果をもたらすことはないでしょう。

学生さんや、他の仕事をしながら転職を考えている人たちには、空いている時間を出来るだけ自分が憧れるサイトの完全コピーのデザインを作ってみるとか、オリジナルなものを出来るだけ早いスピードで制作するなどの訓練を積むことを強くお勧めします。

すでにWebデザインを仕事をしている人も、もし転職を考えている場合には自分が業務に関わったサイトが面接者から見て評価されるであろうクオリティだったか?もしそうでないのならば仕事の時間外で面接でより自分の実力を適切に評価してもらえる作品を作りためておきましょう。

多分面接官は、「学校ではこれしかやらなかった」、「仕事なので言われたとおりにやった」という話よりも、

学生さんであれば、

「自分の自由になる時間を使いながらこんなのも作りました」

とか、実務経験者の場合、

「業務では自分の想いを反映できる領域が限られていたので、自由に作るとしたらこんなデザインを適用したと思います」

ということで、実際のデザインと自分のデザインの考慮点と改編してあることでのメリットをちゃんとプレゼンすることで、よりあなたの話を詳しく聞きたがるはずです。

なんでもかんでも音楽の話に例えてしまうのが私の悪い癖ですが、こういう事例はどうです?

音楽学校は出ました、そこではこんな練習してきたのでプロとして雇ってください。でもデモテープはありませんから会社の設備を使って録音させてください…

荒唐無稽な例ではありますが他者目線で考えるといかに無理な要求しているか感じていただけますでしょうか、上記のような状況を想像すればデモテープならぬ、自分の作品集がどれだけ有効かを理解してもらえますよね?(笑)

作品集なしで滅多やたらに就職の面接に時間を使う前に、自分の力をちゃんとアピールすることが出来る作品制作にまずは時間を使うことが、急がば回れじゃないですが、意外と効率よいかもしれませんよ。

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